/DT/FVMBAG/Iflag

Engineキーワード有限体積法エアバッグの制御のための時間ステップ。

フォーマット

フィールド	内容	SI単位の例
`Iflag`	有限体積マージのフラグ。 = 0または空白（デフォルト）時間ステップがエアバッグ体積よりも小さく、かつ、エアバッグ体積が全体マージ/FVMBAG/MODIFで定義されている最小体積の10倍よりも小さい場合に、有限体積はマージされます。 = 1 時間ステップが $Δ T_{\min}$ よりも小さい場合に、有限体積はマージされます。 = 2 時間ステップが $Δ T_{\min}$ よりも小さい場合に、有限体積はマージされます。時間ステップの計算は、`L_type`フラグによって定義されます。 2
$Δ T_{s c a}$	時間ステップのスケールファクターデフォルト = 0.9（実数）
$Δ T_{\min}$	最小時間ステップ（実数）
`Lambda`	安定化係数デフォルト = 0.01（実数）
`L_type`	時間ステップの計算方法 = 1 FVMメッシュの特性長（Starter実行時に計算されます） = 2（デフォルト）特性長は、体積の立方根から計算されます。
`Monvol_ID`	モニター体積識別子（整数）

FVMBAGエンティティにより計算が規制される場合に、追加の有限体積マージを実行することにより、安定性および最小時間ステップサイズを確保するために、 $Δ T_{s c a}$ および $Δ T_{\min}$ を定義できます。
/DT/FVMBAG/2を使用している場合は、時間ステップは次のように計算されます：(1)
$Δ T = Δ T_{s c a l} \frac{Δ x}{|u - w| + c}$

ここで、

$u$

気体速度。

$w$

多面体速度。

$c$

音速。

$Δ x$

特性長さ

スムージング係数は、 $Δ T \leftarrow \min (Δ T, Δ T_{o l d} (1 + λ))$ を使用して適用されます。