/FXBODY

ブロックフォーマットキーワード 弾性体を記述します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
/FXBODY/fxbody_ID
fxbody_title
node_IDm Ianim Imin Imax            
Filename

定義

フィールド 内容 SI 単位の例
fxbody_ID 弾性体の識別子

(整数、最大10桁)

 
fxbody_title 弾性体のタイトル

(文字、最大100文字)

 
node_IDm メイン節点の識別子

(整数)

 
Ianim (オプション)アニメーションの出力フラグ
= 1
弾性体の局所モードに対応する変位および応力場は、Radioss Starterのアニメーションファイルに書き込まれます(このファイルの詳細については、/ANIM/VERSをご参照ください)。

(整数)

 
Imin (オプション)アニメーションの局所モードの最小インデックス 2

(整数)

 
Imax (オプション)アニメーションの局所モードの最大インデックス 2
0
インデックスが範囲(IminImax)に含まれるすべての局所モードがアニメーションファイルで考慮されます。
= 0
インデックスがIminより大きいすべての局所モードがアニメーションファイルで考慮されます。

(整数)

 
Filename 弾性体入力ファイル名

拡張子が(*.pch)の入力ファイルは、DMIGフォーマットで定義されたPCHファイルの弾性体であるとみなされます。 3

(文字、最大100文字)

 

コメント

  1. 弾性体は、弾性体入力ファイル形式またはパンチファイルを使用したDMIGフォーマットで定義できます。
  2. 弾性体入力ファイル形式を使用した場合、弾性体の局所モードのインデックスは、モードが弾性体入力ファイルに書き込まれた順に定義されます。
    • Imax0の場合:インデックスが範囲(ImaxImin)に含まれるすべての局所モードがアニメーションファイルで考慮されます。
    • Imax = 0の場合:インデックスがIminより大きいすべての局所モードがアニメーションファイルで考慮されます。
  3. パンチファイルのスーパーエレメントDMIG(Direct Matrix Input)フォーマットは、入力ファイルの拡張子が *.pchで終わる場合に想定されます。パンチファイルで定義された剛性と質量のマトリックスを使って、弾性体が自動的に定義されます。
    • 1つの弾性体につき、1つのPCHファイルを定義する必要があります。
    • 弾性体は、少なくとも3つの節点を持ち、平行であってはなりません。
    • 剛性と質量のマトリックスのみを読み取ることができます。
    • 剛性マトリックスは必須であり、キーワードKAAXで識別されます。
    • 質量マトリックスも入力することができ、キーワードMAAX’で識別されます。PCHファイルに質量マトリックスが入力されていない場合は、結合された節点の節点質量と節点慣性に基づいて、集中質量マトリックスが自動的に計算されます。
    • DMIGフォーマットでは、IFO = 6 となり、対称的なマトリックスのみが読み込めます。
    • 読めるのは実数のマトリクスのみで、DMIGフォーマットでは TIN = 1 または 2 。
    • マトリックスは全体座標系で出力されます。
    • 弾性体は、Radiossの運動条件として扱われ、他の運動条件との互換性はありません。そのため、ある弾性体を他の弾性体に結合することはできません。