2023

2023

/IMPL/SOLVER

Engineキーワード線形ソルバーを選択します。

フォーマット

/IMPL/SOLVER/N

IprecIt_maxItolTol

定義

フィールド	内容	SI単位の例
`N`	線形ソルバー法の番号（Ax=bを解く） = 0 2に設定 = 1 反復ソルバー反復的な前処理付き共役勾配法（PCG） = 2（デフォルト）直接法ソルバー`MUMPS`
`Iprec`	前処理法 = 0 5に設定 = 1 前処理なし = 2 対角Jacobi = 5 因子化された近似逆行列
`It_max`	終了基準として使用する最大反復回数 0 または > `NDOF` `NDOF`（システムの次元）に設定
`Itol`	前処理付き反復ソルバーの終了基準フラグ = 0 3に設定 = 1 元のマトリックスの相対残差（残差 $r = A x - b, ‖ r ‖ < T o l * ‖ b ‖$ ） = 2 前処理したマトリックスの相対残差（ $‖ r ‖ < T o l * ‖ b' ‖$ ） = 3 前処理したマトリックスの相対残差（ $‖ r ‖ < T o l * ‖ b' ‖ * ‖ A' ‖ * ‖ x ‖$ ）
`Tol`	終了基準の入力許容値 = 0.0 `Itol` =1または2の場合、1.0e-5に設定されます。`Itol` =3の場合はマシンの単純精度に設定されます。

コメント

このキーワードを定義していない場合は、すべてのデフォルト値が使用されます。
非線形反復でも線形ソルバーが使用されます。/IMPL/NONLIN/N を使用すると、このキーワードにデフォルト値ではなく線形ソルバーパラメータを定義できます。