/INIBRI/EREF

ブロックフォーマットキーワード 全体ひずみ定式化を使用してソリッド要素の初期参照状態を記述します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
/INIBRI/EREF/unit_ID
brick_ID   Isolnod Isolid Ismstr Nsrot        
ソリッド要素の節点ごと(Isolnod行)
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
  Xc Yc Zc      
回転自由度を持つ各節点(Nsrot ライン)
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
  Rx Ry Rz      

定義

フィールド 内容 SI単位の例
unit_ID 単位識別子

(整数、最大10桁)

 
brick_ID 要素識別子

(整数)

 
Isolnod ソリッド要素の節点の数

(整数)

 
Isolid ソリッド要素の定式化

この要素のプロパティ定義のソリッド定式化に対応します。

(整数)

 
Ismstr 微小ひずみ定式化フラグ。

この要素のプロパティ定義の微小ひずみ定式化に対応します。

(整数)

 
Nsrot 回転自由度を持つ節点の数。

(整数)

 
Xc ソリッド要素の最終節点座標を基準にした全体座標系のX座標。

(実数)

[ m ]
Yc ソリッド要素の最終節点座標を基準にした全体座標系のY座標。

(実数)

[ m ]
Zc ソリッド要素の最終節点座標を基準にした全体座標系のZ座標。

(実数)

[ m ]
Rx グローバル座標でのX回転履歴。

(実数)

[ rad ]
Ry グローバル座標でのY回転履歴。

(実数)

[ rad ]
Rz グローバル座標でのZ回転履歴。

(実数)

[ rad ]

コメント

  1. 3次元ソリッドの初期状態の定義には、複数のブロックを使用できます。
  2. 参照状態の節点座標は、ソリッド要素カードで定義されているのと同じ順序で1からIsolnodまで記述される必要があります。
  3. ソリッド要素の最終節点の座標は0, 0, 0,です。この要素の他の節点の座標は、この節点を基準にして定義されます。
  4. Itetra4=1の場合、Nsrot=4が使用され、回転自由度が架空の中間節点の運動学計算に使用されます。