/INTER/SUB

ブロックフォーマットキーワード サブインターフェースを定義します。サブインターフェースとは、既存のインターフェースの一部分(場合によっては全体)で、指定サーフェスのセグメント上にある指定節点グループの節点によって適用される荷重を出力するために定義されます(インターフェースの時刻歴出力をご参照ください)。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
/INTER/SUB/sub_inter_ID
sub_inter_title
inter_ID Main_ID1 Second_ID Main_ID2            

定義

フィールド 内容 SI 単位の例
sub_inter_ID サブインターフェースの識別子。

(整数、最大10桁)

 
sub_inter_title サブインターフェースのタイトル。

(文字、最大100文字)

 
inter_ID インターフェースの識別子
0
サブインターフェースを含むメインインターフェース。
= 0
Main_ID2Main_ID1で定義されたサーフェスに作用する全接触の接触力の合計。 7

(整数)

 
Main_ID1 メインの識別子
= surf_IDm
inter_IDがTYPE7、TYPE10、TYPE19またはTYPE24の場合
inter_ID = 0の場合 7
= line_IDm
inter_IDがTYPE11の場合。
= surf_ID
inter_IDがTYPE25の場合。

(整数)

 
Second_ID セカンダリの識別子
= grnd_IDs
inter_IDがTYPE7、TYPE10、TYPE24、またはTYPE25の場合。
= line_IDs
inter_IDがTYPE11の場合。
= surf_IDs
inter_IDがTYPE19の場合。 5

inter_ID = 0の場合、無視されます。

(整数)

 
Main_ID2 第2メインサーフェスの識別子
= surf_ID
inter_IDがTYPE25の場合。 6
= surf_IDs
inter_ID = 0の場合(必須)。 7
 

コメント

  1. サブインターフェースの定義にはTYPE7、TYPE10、TYPE11、TYPE19、TYPE24およびTYPE25のみが利用可能です。
  2. サブインターフェースの階層は許可されません。
  3. インターフェースとサブインターフェースに同じ識別子を設定することはできません。
  4. TYPE7、TYPE10、TYPE11、TYPE19、TYPE24のサブインターフェースの場合:

    Second_IDで定義されたすべての節点は、インターフェースのセカンダリ節点グループに属している必要があります。

    サブインターフェースで指定されたセカンダリサーフェスまたはセカンダリラインのすべてのセグメントは、インターフェースのセカンダリサーフェスまたはセカンダリラインに属している必要があります。

    サブインターフェースで指定されたセカンダリサーフェスまたはセカンダリラインのすべてのセグメントは、インターフェースのセカンダリサーフェスまたはセカンダリラインに属している必要があります。

  5. TYPE19インターフェースのサブインターフェースについては、Second_ID = 0の場合、そのサブインターフェースは対称で、Main_IDもセカンダリサーフェスとして使用されます。

    clip0038
    図 1.
  6. TYPE25インターフェースのサブインターフェースの場合:

    Second_ID ≠ 0であれば、セカンダリ節点グループにより両メインサーフェスに付与される荷重が考慮されます。

    Main_ID20であれば、Main_ID1によりMain_ID2に付与される荷重とその逆の荷重が計算されます。

  7. inter_ID = 0であれば、THファイル内の荷重出力は、特定のメインセグメントに作用する接触の全接触力の合計であり、Second_IDは無視されます:

    Main_ID1 = 0Main_ID2 > 0の場合: 出力は、Main_ID2サーフェスセット内のセグメントの全接触力の合計です。

    Main_ID1 > 0Main_ID2 > 0の場合: 出力は、Main_ID1Main_ID2のサーフェスセット内セグメント間の全接触力の合計です。