*MAT_124 (PLASTICITY_COMPRESSION_TENSION)
LS-DYNA入力インターフェースキーワード塑性ひずみの関数としての引張および圧縮降伏応力曲線を使用して、等方性弾塑性材料を定義します。
速度効果は、Cowper-Symondsモデルまたは曲線によってモデル化されます。追加の粘性をProny級数のMaxwellモデルによって定義できます。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) |
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*MAT_124または*MAT_PLASTICITY_COMPRESSION_TENSION | |||||||
mat_ID | E | C | P | FAIL | |||
fct_IDc | fct_IDt | Frate_IDc | Frate_IDt | VP | Fct_LCFAIL | Ec | RPCT |
P_c | P_t | PCUTF | F_smooth | ||||
Kv | |||||||
Gi | BETAi |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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mat_ID | 材料識別子 (整数) |
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初期密度 (実数) |
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E | ヤング率 (実数) |
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ポアソン比。 デフォルト = 0(実数) |
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C | Cowper-Symondsひずみ速度係数 (実数) |
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P | Cowper-Symondsひずみ速度指数 (実数) |
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FAIL | 破壊につながる塑性ひずみ (実数) |
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fct_IDc | 圧縮降伏応力の曲線の識別子 (整数) |
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fct_IDt | 引張降伏応力の曲線の識別子 (整数) |
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Frate_IDc | 圧縮降伏応力のスケーリング係数を定義する曲線の識別子 (整数) |
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Frate_IDt | 引張降伏応力のスケーリング係数を定義する曲線の識別子 (整数) |
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VP | ひずみ速度定式化のフラグ
(整数) |
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Fct_LCFAIL | ひずみ速度の関数としての破壊時塑性ひずみを定義する曲線の識別子 (整数) |
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Ec | (オプション)圧縮のヤング率 (実数) |
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RPCT | P_cとP_tで使用されるスケールファクター。 (実数) |
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P_c | 圧縮での限界圧力 (実数) |
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P_t | 引張での限界圧力 (実数) |
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PCUTF | 圧力限界アクティブ化フラグ
デフォルト値なし(整数) |
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F_smooth | 指数関数的な変動の平均ひずみ速度のフィルタリング値(0~1の間で定義されます) (実数) |
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Kv | 粘性体積弾性率 (実数) |
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Gi | せん断緩和係数 (実数) |
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BETAi | せん断破壊定数 (実数) |
コメント
- このキーワードは、/MAT/LAW66、/VISC/PRONY、および破壊モデル(/FAIL)にマップされます。
- この材料は、シェル要素またはソリッド要素に使用できます。
- このキーワードの最後にオプション“_TITLE”を追加することができます。“_TITLE”が含まれている場合、キーワード入力行の後に余分に80文字の長さの行が追加され、エンティティタイトルを定義できるようになります。