LS-DYNA入力インターフェースキーワード安全性用途向けの筋肉モデルを定義します。トラス要素でのみ使用されます。
フォーマット
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(7) |
(8) |
*MAT_156または*MAT_MUSCLE |
mat_ID |
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SR_MAX |
STS_MAX |
STR |
CER |
DAMP |
FUNCT_1 |
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FUNCT_2 |
FUNCT_3 |
FUNCT_4 |
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定義
フィールド |
内容 |
SI単位の例 |
mat_ID |
材料識別子 (整数)
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初期密度 (実数)
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SR_MAX |
最大ひずみ速度 (実数)
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STS_MAX |
最大応力
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STR |
最大応力時のひずみ。 (実数)
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CER |
FUNCT_4 = 0での解析的指数式のひずみスケールファクター。 (実数)
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DAMP |
減衰係数。 (実数)
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FUNCT_1 |
時間に対するアクティブ化応力係数。
- < 0
- 時間に対するアクティブ化レベルの曲線識別子。
- > 0
- アクティブ化レベルとして使用される定数値。
(実数)
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FUNCT_2 |
ひずみの関数としてのアクティブ応力係数。
- < 0
- 曲線の識別子
- > 0
- 定数値1.0が使用されます。
(実数)
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FUNCT_3 |
ひずみ速度の関数としてのアクティブ応力係数。
- < 0
- 曲線の識別子
- > 0
- 定数値1.0が使用されます。
(整数)
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FUNCT_4 |
並列弾性要素のひずみの関数としての応力係数。
- < 0
- 曲線の識別子
- = 0
- 解析方程式が使用されます。 4
- > 0
- 定数値1.0が使用されます。
(整数)
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コメント
- このキーワードは/PROP/TYPE46 (SPR_MUSCLE)にマップされます。
- このキーワードは、トラス要素でのみ使用されます。トラス面積の入力は必須です。
- 要素内の全応力は次のように計算されます:(1)
ここで、
-
- 収縮応力
-
- 受動応力
-
- 減衰応力
ここで、
、
、
、
- FUNCT_4 = 0の場合、受動応力係数は次のように定義されます:
- 次の場合;
-
- 右記の場合;
で
-
- 右記の場合;
で
-
- このキーワードの最後にオプション“_TITLE”を追加することができます。“_TITLE”が含まれている場合、キーワード入力行の後に余分に80文字の長さの行が追加され、エンティティタイトルを定義できるようになります。