/MAT/LAW102 (DPRAG2)
ブロックフォーマットキーワード この材料則は、拡張Drucker-Prager降伏基準に基づくもので、岩石-コンクリートのように内部摩擦を伴う材料のモデル化に使用されます。これらの材料の塑性挙動は、材料内の圧力に依存します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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/MAT/LAW102/mat_ID/unit_IDまたは/MAT/DPRAG2/mat_ID/unit_ID | |||||||||
mat_title | |||||||||
Iform | |||||||||
E | |||||||||
Amax | |||||||||
Pmin |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
---|---|---|
mat_ID | 材料識別子 (整数、最大10桁) |
|
unit_ID | 単位識別子。 (整数、最大10桁) |
|
mat_title | 材料のタイトル (文字、最大100文字) |
|
初期密度 (実数) |
||
Iform | 定式化フラグ 1
(整数) |
|
E | ヤング率 (実数) |
|
ポアソン比 (実数) |
||
粘着(Mohr-Coulombパラメータ) (実数) |
||
内部摩擦角(Mohr-Coulombパラメータ) (実数) |
||
Amax | 降伏基準限度 デフォルト = 1030(実数) |
|
Pmin | 最小圧力(通常、負またはゼロ、引張の場合は正) デフォルト = -1030(実数) |
例(コンクリート)
#RADIOSS STARTER
/UNIT/1
unit for mat
g mm ms
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#- 2. MATERIALS:
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/MAT/DPRAG2/102/1
Concrete
# RHO_I
.0024
# Iform
2
# E NU
61000 .17
# c PHI AMAX
50 40 0.0
# P_min
0
/EOS/POLYNOMIAL/102/1
Concrete
# C0 C1 C2 C3
0 10000 0 0
# C4 C5 Psh Rho0
0 0 0 .0024
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#ENDDATA
/END
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
コメント
- 拡張Drucker-Prager降伏基準は次のように定義されます:
この材料則の狙いは、A0、A1、A2パラメータをMohr-Coulombパラメータ (粘着)および (内部摩擦の角度)から自動的に計算することにあります。
Mohr-Coulomb基準は通常次のように定義されます:(1) ここで、- せん断応力
- 法線応力
- 粘着
- 内部摩擦の角度
Mohr-Coulombパラメータから、3つの異なる拡張Drucker-Prager降伏基準を計算することができます。以下の値が計算されます:
ここで、基準 外接 中央 内接 - 圧力
は状態方程式(/EOS)を介して定義されます。ここで、
- 材料内の圧力
- で与えられる体積ひずみ
- エネルギー密度
除荷:
の場合、除荷体積弾性率 は除荷 / 再載荷パスに使用されます。それぞれの ( を上回るもの)で、除荷経路は荷重経路と同じです。
- Drucker-Prager降伏基準は次のように与えられます:
(2) ここで、- 偏差応力の第2不変量で、
- P
- 圧力で、 で与えられる圧力( は第1応力不変量)
- 降伏基準はフォンミーゼス( )
多項式には少なくとも1つのルートが必要で、増大する必要があります。
- 圧力は常に、全圧力です。相対圧力をモデル化するには、/EOS、Pshパラメータを用いて圧力出力をシフトする必要があります。
- 降伏の最大Amaxは、降伏関数が下記になった際のものです。
(3)