/PART
ブロックフォーマットキーワード 材料とプロパティの情報を組み合わせたパートを定義します。オプションで、インターフェースのギャップを指定できます。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
/PART/part_ID/unit_ID | |||||||||
part_title | |||||||||
prop_ID | mat_ID | subset_ID | Thick |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
---|---|---|
part_ID | パート識別子 (整数、最大10桁) |
|
part_title | パートのタイトル (文字、最大100文字) |
|
unit_ID | 単位の識別子(オプション) (整数、最大10桁) |
|
prop_ID | パート内の要素のプロパティ識別子 (整数) |
|
mat_ID | パート内の要素の材料識別子mat_IDは、スプリング要素とリベット要素の場合、0でなければなりません。 (整数) |
|
subset_ID | (オプション)パートが属するサブセットの識別子省略した場合、パートは全体モデルのサブセットに属します。 デフォルト = 全体モデル(整数) |
|
Thick | (オプション)シェルの仮想板厚。 シェルの板厚を定義します。インターフェースのギャップを計算する目的でのみ使用されます。3節点シェルおよび4節点シェルを含んだパートのみで使用可能です。 (実数) |
コメント
- パートは、均質な要素アセンブリです。1つのパートでは、すべての要素が同じタイプとなります(シェル、ソリッド、ビーム、トラス、スプリング、リベットなど)。パート内の要素は、同じ材料番号(mat_ID)、および同じプロパティ識別子(prop_ID)を参照します。
- 複数の異なるパートで同じ材料識別子を参照することができます。これは、プロパティとサブセットの識別子についても同様です。
- /SHELLキーワードまたは/SH3NキーワードでThickフィールドの値が0と等しい場合は、シェルプロパティで定義された板厚ではなく、Thickフィールドで定義した仮想シェル板厚の値が使用されます。
- シェルの仮想板厚は、インターフェースタイプ7、11、18、19、20、21、24および25のギャップの計算に使用されます。また、Ignore=2またはIgnore=3でdsearch=0の場合の、/INTER/TYPE2のdsearchの計算にも使用されます。
- /PROP/TYPE10 (SH_COMP)、/PROP/TYPE11 (SH_SANDW)、/PROP/TYPE21 (TSH_ORTH)または/PROP/TYPE22 (TSH_COMP)、/PROP/PCOMPP、/PROP/TYPE17 (STACK)および/PROP/TYPE51材料を持つシェルおよび厚肉シェルの複合材パートについては、プロパティカーまたはplyカードでドにおいて直接定義されます。これらの材料内で定義された破壊基準(例えば、LAW25)が考慮されます。/PARTカードで参照される材料は、時間ステップおよび接触剛性の計算にのみ使用されます。