/PERTURB/PART/SHELL
ブロックフォーマットキーワード このオプションは、指定したパートグループ内の各シェル要素について異なる板厚値を生成することにより、設計のロバスト性を検討するために使用できます。ランダムノイズスケールファクターは、正規(ガウス)分布またはランダム分布のいずれかを持つことが可能です。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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/PERTURB/PART/SHELL/ID | |||||||||
perturb_title | |||||||||
F_Mean | Deviation | Min_cut | Max_cut | Seed | Idistri | ||||
grpart_ID | parameter |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
---|---|---|
ID | 摂動識別子 (整数、最大10桁) |
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perturb_title | 摂動タイトル (文字、最大100文字) |
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F_Mean | ランダムノイズスケールファクターの平均値。 (実数) |
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Deviation | 正規分布の標準偏差。Idistri=2の場合にのみ使用されます。 (実数) |
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Min_cut | ランダムノイズスケールファクターの最小値Idistri=1、ランダム分布使用時に入力が必要。 ランダム値がMin_cutより小さい場合、ランダム値はMin_cutに置き換えられます。 (実数) |
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Max_cut | ランダムノイズスケールファクターの最小値Idistri=1、ランダム分布使用時に入力が必要。 ランダム値がMax_cutより大きい場合、ランダム値はMax_cutに置き換えられます。 (実数) |
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Seed | ランダムノイズ生成に使用されるシード。
(整数) 3 |
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Idistri | 分布タイプ
(整数) 4 |
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grpart_ID | パートグループの識別子。 (整数、最大10桁) |
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parameter | パラメータ識別子
(文字、最大20文字)入力フィールドの任意の位置で開始 |
例
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/PERTURB/PART/SHELL/1
set Random Noise with normal distribution on Shell Thickness (model unit : g-mm-ms)
# Mean_value Deviation Min_cut Max_cut Seed Idistri
1.8 0.02 0.7 1.2 7182 2
#grpart_ID parameter
123456 THICK
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/PERTURB/PART/SHELL/2
set Random Noise with random distribution on Shell Thickness
# Mean_value Deviation Min_cut Max_cut Seed Idistri
2.1 0.9 1.1 7182 1
#grpart_ID parameter
123457 THICK
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/GRPART/PART/123456
test_grpart
1 2
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/GRPART/PART/123457
test_grpart
3
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#ENDDATA
コメント
- Seedに同じ値を使用して計算を2回行った場合、はまったく同じ結果を返します。現時点では、唯一有効なparameterは、THICKです。
- 離散化のせいで、モデル内のランダムノイズは入力ランダムノイズ値と正確には一致しません。しかしながら、モデルの実際のランダムノイズ値が計算され、Starter出力ファイルに出力されます。
- Seedは、ランダムノイズについて乱数生成初期化に用いられる整数です。Seedは、感度またはモデルのロバスト性を検討するために変更が可能です。Seed=0の場合、ランダムな(異なる)シード値が実行毎に計算され、starter出力に書き出されます。解析をSeed=0で再実行するには、元の解析でStarter出力に書き出されたSeed値を、解析の再実行で入力として使用します。
- Idistri = 1の場合、スケールファクターの分布はランダムになります。Idistri = 2の場合、スケールファクターの正規分布は次の確率密度関数を持つようになります。