2023

2023

/PROP/INJECT2

ブロックフォーマットキーワード各構成気体についての注入されるモル比率および注入される全質量を記述します。

フォーマット

(1)	(2)	(3)	(4)	(5)	(6)	(7)	(8)	(9)	(10)
/PROP/INJECT2/`inject_ID`/`unit_ID`
`inject_title`
`N`_gases	`I`_flow
`fct_ID`_M	`fct_ID`_T	`Fscale`_M		`Fscale`_T		`Ascale`_T

N_gases種類の気体の混合データを定義します。一定の気体混合に対してモル比率を定義するか、時間で変化する気体混合の関数を定義します。

(1)	(2)	(3)	(4)	(5)	(6)	(7)	(8)	(9)	(10)
`mat_ID`¹		`Molar_Fraction`¹		$f c t_I D_{m f}^{1}$
`mat_ID`²		`Molar_Fraction`²		$f c t_I D_{m f}^{2}$
同様
`mat_ID`^N		`Molar_Fraction`^N		$f c t_I D_{m f}^{N}$

定義

フィールド	内容	SI単位の例
`inject_ID`	インジェクタ識別子（整数、最大10桁）
`unit_ID`	単位識別子。（整数、最大10桁）
`inject_title`	インジェクタのタイトル（文字、最大100文字）
`N`_gases	気体の種類（整数、1 ≤`N`_gases ≥ 100）
`I`_flow	質量対時間関数の入力タイプフラグ = 0 質量が入力されます = 1 質量流量が入力されます - 時間に対する入力スケールファクターは質量流量に対しても適用されます（整数）
`fct_ID`_M	注入気体の質量対時間関数の識別子（整数）
`fct_ID`_T	注入気体の温度対時間関数の識別子（整数）
`Fscale`_M	質量関数のスケールファクターデフォルト = 1.0（実数）	$[kg]$ または $[\frac{kg}{s}]$
`Fscale`_T	温度関数スケールファクターデフォルト = 1.0（実数）	$[K]$
`Ascale`_T	時間ベースの関数に対する横軸のスケールファクター 1 デフォルト = 1.0（実数）	$[s]$
`mat_ID`ⁱ	気体を識別する材料識別子(`i=1,2...N`) （整数）
`Molar_Fraction`ⁱ	注入気体のモル比率(`i=1,2...N`) （実数）
$f c t_I D_{m f}^{i}$	注入気体のモル比率対時間関数の識別子(`i=1,2...N`) （整数）

コメント

Molar_Fractionの合計は、特定の時刻において1.0である必要があります。
$f c t_I D_{m f}^{i}$ は、時間で変化するモル比率の定義に使用される関数の識別子です。関数は、同じ時間の横軸で定義する必要があります。 $f c t_I D_{m f}^{i}$ > 0の場合、Molar_Fractionは使用されません。