/PROP/TYPE23 (SPR_MAT)
ブロックフォーマットキーワード この汎用スプリングプロパティはスプリング材料/MAT/LAW108 (SPR_GEN)または/MAT/LAW113 (SPR_BEAM)でのみ使用でき、パート(/PART)に割り当てられます。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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/PROP/TYPE23/prop_ID/unit_IDまたは/PROP/SPR_MAT/prop_ID/unit_ID | |||||||||
prop_title |
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Imass | Area | Inertia | Skew_ID | sens_ID | Isflag |
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Imass | Volume | Inertia | Skew_ID | sens_ID | Isflag |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
---|---|---|
prop_ID | プロパティの識別子 (整数、最大10桁) |
|
unit_ID | 単位の識別子(オプション) (整数、最大10桁) |
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prop_title | プロパティのタイトル (文字、最大100文字) |
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Imass | スプリング質量計算の入力タイプ。
|
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Area | スプリング要素の断面積。 (実数) |
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Volume | スプリング要素の体積。 (実数) |
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Inertia | スプリングの質量慣性モーメント。 (実数) |
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Skew_ID | スキュー座標系識別子。 (整数) |
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sens_ID | センサーの識別子 (整数) |
|
Isflag | センサーフラグ 3
(整数) |
例(スポット溶接 - 破断なし)
#RADIOSS STARTER
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#- 1. LOCAL_UNIT_SYSTEm:
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/UNIT/2
units for material and property
Mg mm s
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/PROP/SPR_MAT/26/2
SPOTWELD_NO_RUPTURE
# Imass Volume Inertia skew_ID sens_ID Isflag
2 1 6.55E-6 0 0 0
/MAT/LAW113/26/2
SPOTWELD_NO_RUPTURE
2E-6
# Ifail Ileng Ifail2
# K1 C1 A1 B1 D1
100000 0 0 0 0
# fct_ID11 H1 fct_ID21 fct_ID31 fct_ID41 delta_min1 delta_max1
1 1 0 0 0 0 .5E-1
# F1 E1 Ascale1 Hscale1
0 0 0 0
# K2 C2 A2 B2 D2
500000 0 0 0 0
# fct_ID12 H2 fct_ID22 fct_ID32 fct_ID42 delta_min2 delta_max2
2 1 0 0 0 -.5E-1 .5E-1
# F2 E2 Ascale2 Hscale2
0 0 0 0
# K3 C3 A3 B3 D3
500000 0 0 0 0
# fct_ID13 H3 fct_ID23 fct_ID33 fct_ID43 delta_min3 delta_max3
2 1 0 0 0 -.5E-2 .5E-2
# F3 E3 Ascale3 Hscale3
0 0 0 0
# K4 C4 A4 B4 D4
5000000 0 0 0 0
# fct_ID14 H4 fct_ID24 fct_ID34 fct_ID44 delta_min4 delta_max4
0 1 0 0 0 -.015 .015
# F4 E4 Ascale4 Hscale4
0 0 0 0
# K5 C5 A5 B5 D5
5000000 0 0 0 0
# fct_ID15 H5 fct_ID25 fct_ID35 fct_ID45 delta_min5 delta_max5
0 1 0 0 0 -.015 .015
# F5 E5 Ascale5 Hscale5
0 0 0 0
# K6 C6 A6 B6 D6
5000000 0 0 0 0
# fct_ID16 H6 fct_ID26 fct_ID36 fct_ID46 delta_min6 delta_max6
0 1 0 0 0 -.015 .015
# F6 E6 Ascale6 Hscale6
0 0 0 0
# V0 Omega0 F_cut Fsmooth
0 0 0 0
# C n alpha beta
0 0 0 0
0 0 0 0
0 0 0 0
0 0 0 0
0 0 0 0
0 0 0 0
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#- 7. FUNCTIONS:
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/FUNCT/1
spotweld tensile function
# X Y
-250.0 -8250.0
-0.25 -8250.0
0.0 0.0
0.25 8250.0
250.0 8250.0
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/FUNCT/2
Spotweld shear function
# X Y
-250.0 -25000.0
-0.25 -25000.0
0.0 0.0
0.25 25000.0
250.0 25000.0
#enddata
コメント
- このプロパティは/MAT/LAW108 (SPR_GEN)および/MAT/LAW113 (SPR_BEAM)でのみ使用できます。これらのスプリング材料で使用すると、スプリングの動作はそれぞれ/PROP/TYPE8 (SPR_GENE)または/PROP/TYPE13 (SPR_BEAM)と同一になります。
- スプリングの座標系は次のようになります:
- このプロパティを/MAT/LAW108 (SPR_GEN)で使用した場合:
スプリングの局所座標系はスキュー座標系によって定義されます。この局所座標系は、/SPRING Skew_IDを使用して要素ごとに定義できます。各要素にSkew_IDが指定されていない場合、Skew_IDを使用してローカル座標が/PROP/TYPE23 (SPR_MAT)に定義されます。座標が要素またはプロパティ内で指定されていない場合、グローバル座標が使用されます。
- このプロパティを/MAT/LAW113 (SPR_BEAM)で使用した場合:
スプリングの 方向は、スプリングの節点N1およびN2を使用して定義します。
スプリングの節点N3が定義されている場合、スプリングの 方向は、スプリングの節点N1およびN3を使用して定義します。N3、N2、およびN1は線状になるべきではありません。-
方向は次のようになります:
(1) - 要素の入力で節点N3が定義されておらず、プロパティ入力でスキューシステムが定義されている場合、
方向は次のようになります:
(2) - 節点N3もスキューシステムも入力で定義されていない場合、
方向は次のようになります:
(3) スプリングの局所 座標の方向と 軸が同一線上にある場合を除き、次のようになります。(4)
最終的に 方向は次のようになります:(5) -
方向は次のようになります:
- このプロパティを/MAT/LAW108 (SPR_GEN)で使用した場合:
- スプリングはsens_IDで定義されIsflagに依存するセンサーによってアクティブ化 / 非アクティブ化されます。
- Isflag = 0の場合、スプリング要素はsens_IDでアクティブ化され、非アクティブ化されません。スプリングの初期長さは、時間=0におけるスプリング長に基づきます。
- Isflag = 1の場合、スプリング要素はsens_IDで非アクティブ化され、アクティブ化されません。スプリングの初期長さは、時間=0におけるスプリング長に基づきます。
- Isflag = 2の場合、スプリングはsens_IDでアクティブ化 / 非アクティブ化され、複数回、アクティブ化状態を切り替えられます。センサーがアクティブの場合、スプリングはアクティブ、センサーが非アクティブの場合はスプリングは非アクティブです。スプリングの初期長さ( )は、センサーがアクティブになる時間におけるスプリングの節点間の距離です。
- センサーよるアクティブ化または非アクティブ化を伴うスプリング要素は、主にプリテンションモデルで使用されます。