/SPHBCS

ブロックフォーマットキーワード SPH対称条件を記述します。

フォーマット

フィールド	内容	SI 単位の例
`type`	対称条件のタイプ：スライド材料は平面に沿って完全に滑ります。タイド材料は対称面に沿ってスライドできません。（テキスト）
`sphbcs_ID`	対称条件の識別子（整数、最大10桁）
`sphbcs_title`	対称条件のタイトル（文字、最大100文字）
`Dir`	方向： $X$ $Y$ $Z$ 2 （テキスト）
`frame_ID`	参照フレームの識別子。固定する必要があります。（整数）
`grnd_ID`	運動学的境界条件補強のための節点グループ識別子（整数）
`Ilev`	定式化レベル = 0 対称面を通る実際の粒子が計算で徐々に考慮されなくなります。 = 1 実際の粒子は弾性衝撃方程式に従って対称面で反発します（SPH対称条件）。（整数）

SPH対称条件は、対称面に対して実際の粒子に対称的なゴースト粒子の自動生成により保証されます。
Dir = $X$ , $Y$ 、 $Z$
条件は、フレームの原点を通り、フレームの局所方向Dirに直交する平面に対する対称条件です。

粒子は、次の式のように正側の半分の空間に存在する必要があります：(1)
$O P \cdot n \geq 0$

ここで、

$O$

フレームの原点

$n$

フレームの局所方向Dir（図 1）。
フレームは固定する必要があります。
質量の一貫性を保つため、対称面を初期ネットの平面（t =0の時点で対称面上にある粒子）と一致させることを推奨します。
運動学的境界条件を補強するための節点グループ識別子は、複数のSPH対称条件を使用して軸対称または球対称条件をモデリングする際に便利です。SPH対称条件を使用して軸対称または球対称条件をモデリングする方法の詳細についてはSPH対称条件をご参照ください。

図 1. SPH対称条件の対称面