/SPRING
ブロックフォーマットキーワード スプリング要素を定義します。これは結合のモデル化に使用されます。スプリングのプロパティは局所スプリング座標系に適用されます。
フォーマット
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/SPRING/part_ID | |||||||||
sprg_ID | node_ID1 | node_ID2 | node_ID3 | node_ID4 | node_ID5 | node_ID6 | Skew_ID |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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part_ID | ブロックのパート識別子。 (整数、最大10桁) |
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sprg_ID | 要素識別子 (整数) |
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node_ID1 | スプリング用の節点識別子1 (整数) |
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node_ID2 | スプリング用の節点識別子2 (整数) |
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node_ID3 | 節点識別子3 (整数) |
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node_ID4 | 節点識別子4 (整数) |
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node_ID5 | 節点識別子5 (整数) |
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node_ID6 | 節点識別子6 (整数) |
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Skew_ID | オプション:スキュー座標系識別子。 /PROP/TYPE8 (SPR_GENE)または/PROP/SPR_MAT (TYPE23)とともに/MAT/LAW108 (SPR_GEN)でスプリングが指定されている場合にのみ使用されます。 8 (整数) |
コメント
- 識別子は、それぞれの要素ファミリー内で一意である必要がありますが、グローバルモデルにおいて、各要素タイプが固有の要素識別子を持つことが推奨されます。
- パートの定義には複数のスプリングブロックを使用できます。
- 1ブロック内に任意の数のスプリングを定義できます。
- /MAT/LAW108 (SPR_GENE)とともに/PROP/TYPE8 (SPR_GENE)または/PROP/TYPE23 (SPR_MAT)で指定したスプリング要素の長さは0にすることができます。
- /MAT/LAW113 (SPR_BEAM)とともに/PROP/TYPE12 (SPR_PUL)、/PROP/TYPE13 (SPR_BEAM)、/PROP/TYPE23 (SPR_MAT)、/PROP/TYPE13 (SPR_BEAM)で指定したスプリング要素の長さは0にすることはできません。
- スプリング要素は、2つの節点:node_ID1とnode_ID2を使用して定義されます。平面XYは、3つの節点(node_ID1、node_ID2、およびnode_ID3)を使用して定義されます。3つ目の節点node_ID3では、非対称スプリング(/PROP/TYPE13または/MAT/LAW113)のY方向も定義されます。
- node_ID5とnode_ID6は将来の新しいジョイントタイプのために予約されています。
- /MAT/LAW108とともに/PROP/TYPE8 (SPR_GENE)または/PROP/SPR_MATを使用したスプリング要素は、/SPRING Skew_IDを使用して各要素ごとに局所座標系を定義できます。各要素にSkew_IDが指定されていない場合、/PROP/TYPE8 (SPR_GENE)または/PROP/TYPE23 (SPR_MAT) Skew_IDで指定された局所座標系が使用されます。座標が要素またはプロパティ内で指定されていない場合、グローバル座標が使用されます。