/TRANSFORM/POSITION

ブロックフォーマットキーワード 変換と回転の3つの始点と3つの終点を定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
/TRANSFORM/POSITION/transform_ID/unit_ID
transform_title
grnd_ID node_ID1 node_ID2 node_ID3 node_ID4 node_ID5 node_ID6     sub_ID
  X_point_1 Y_point_1 Z_point_1      
  X_point_2 Y_point_2 Z_point_2      
  X_point_3 Y_point_3 Z_point_3      
  X_point_4 Y_point_4 Z_point_4      
  X_point_5 Y_point_5 Z_point_5      
  X_point_6 Y_point_6 Z_point_6      

定義

フィールド 内容 SI単位の例
transform_ID 変換の識別子。

(整数、最大10桁)

 
unit_ID 単位識別子

(整数、最大10桁)

 
transform_title 変換のタイトル。

(文字、最大100文字)

 
grnd_ID 節点グループの識別子 3

(整数)

 
node_ID1 開始節点1。

(整数)

 
node_ID2 開始節点2。

(整数)

 
node_ID3 開始節点3。

(整数)

 
node_ID4 終了節点4。

(整数)

 
node_ID5 終了節点5。

(整数)

 
node_ID6 終了節点6。

(整数)

 
sub_ID サブモデル識別子

(整数)

 
X_point_1 ポイント1のX座標

(実数)

 
Y_point_1 ポイント1のY座標

(実数)

 
Z_point_1 ポイント1のZ座標

(実数)

 
X_point_2 ポイント2のX座標

(実数)

 
Y_point_2 ポイント2のY座標

(実数)

 
Z_point_2 ポイント2のZ座標

(実数)

 
X_point_3 ポイント3のX座標

(実数)

 
Y_point_3 ポイント3のY座標

(実数)

 
Z_point_3 ポイント3のZ座標

(実数)

 
X_point_4 ポイント4のX座標

(実数)

 
Y_point_4 ポイント4のY座標

(実数)

 
Z_point_4 ポイント4のZ座標

(実数)

 
X_point_5 ポイント5のX座標

(実数)

 
Y_point_5 ポイント5のY座標

(実数)

 
Z_point_5 ポイント5のZ座標

(実数)

 
X_point_6 ポイント6のX座標

(実数)

 
Y_point_6 ポイント6のY座標

(実数)

 
Z_point_6 ポイント6のZ座標

(実数)

 

コメント

  1. 3つの始点と3つの終点によって、回転と並進を可能にする変換が定義されます。これらの始点と終点は、節点または座標を使用して定義できます。


    図 1.
  2. 6つのnode_IDが定義されている場合は、節点を使用して変換が定義され、座標の入力は使用されません。node_IDの入力が空白の場合は、X、Y、Zの座標入力を使用して変換が定義されます。
  3. grnd_IDを介して節点グループに適用される変換は、節点座標のみを変換することに注意してください。直交異方性材料の材料方向および初期速度や強制された動きといった境界条件は変換されません。完全な変換を行うには、/TRANSFORMカードが節点グループではなく//SUBMODELを参照している必要があります。
  4. 変換は節点グループとサブモデルに同時に与えることはできません。
  5. サブモデルに対して変換がなされた場合、このサブモデルのすべてのオプションが変換されます。
  6. ひとつの節点をサブモデルと節点グループの両方で変換させる事はできません。