1Dビームのモデル化

ビームの向きと断面を指定することで、OptiStructを使用してさまざまなビーム断面をモデル化できます。

このオプションは、Aerospace > Beams > Beams from Linesで使用でき、向きも同じ場所で指定できます。図 1 は、この技法を使用して作成された縦通材とフレームを示しています。


図 1. 航空宇宙モジュール内の1D要素モデル化

モデルファイル

開始前に、この例で使用するファイルを作業ディレクトリにコピーしてください。

ファスナーのモデル化

ファスナーは、航空機構造の最も重要なコンポーネントの1つです。多くの場合、ファスナーは航空機の弱点であると考えられているため、臨界荷重条件でファスナーを解析する必要があります。OptiStructを使用すると、構造のコンポーネント間の結合を簡単にモデル化できます。CFASTを使用して、2つのシェルサーフェスを結合する材料の向きでファスナーを定義できます。ファスナーを作成するためのワークフローは次のとおりです:


図 2. HyperMeshでのファスナーの設定
CFASTのモデル化は、Aerospace > Connections > Fastener Setupで行うことができます。要件に従ってパラメータを選択することでCFASTをモデル化でき、これによりPFASTプロパティが自動的に作成され、それぞれのCBUSH要素に割り当てられます。図 3 は、CFASTを使用してモデル化されたファスナーを示しています。


図 3. 航空宇宙モジュール内のCFASTファスナーのモデル化


図 4. 複数のコンポーネント間で結合されたCFASTの詳細図