基本的なOptiStruct NVH出力ファイル

詳細については、OptiStructによって作成されるファイルをご参照ください。

通常のモーダルまたは周波数応答解析から

*.h3d: このファイルは、スーパーエレメント生成のための実行から得たスーパーエレメント情報、モーダル解析実行からのモード情報、周波数応答解析実行または最適化解析実行からの応答の出力を含みます。このファイルの情報は様々なタイプの解析から得ることができます。これはHyperViewで使用されるバイナリファイルです。
*.html: このファイルは、問題内容および結果のサマリーを含みます。デフォルトで生成されますが、OUTPUT=HTML,NOを使用してオフにできます。このファイルは、Internet ExplorerやFirefoxなどのブラウザで開きます。モーダル問題のデバッギングに非常に有用です。
*.interface: このファイルは、空間モデルと構造モデルの間の相互関係情報を含みます。このファイルは、最初に空間と構造のファイルの両方をHyperMeshで読み込み、次に標準ファイル入力選択で読み込んで表示することができます。ファイルは、入力データファイルに構造と流体メッシュの両方がある場合に生成されます。
*.mvw: このファイルは、要求された出力情報をHyperGraphに迅速に読み込むための情報を含んでいます。これは.pchファイル情報を参照します。
*.op2: 標準のNastran op2ファイル情報を複製します。ファイルはOUTPUT2出力フォーマットで生成されます。バイナリファイルです。
*.out: このファイルは、ワーニングやエラー、質量情報、必要なメモリ、AMLS情報などの実行情報を含みます。このファイルは常に生成されます。
*.pch: このファイルは、XYPUNCHまたはPUNCHNastranフォーマットの両方の出力が含まれます。このファイルは、XYPEAK、XYPLOT、XYPUNCHまたはPUNCH出力が要求された際に生成されます。ASCII フォーマットです。
*.peak: このファイルは、ランダム応答解析実行からのピーク応答情報を含みます。このファイルには、RMS値、正のクロッシングの数、そしてピークのパワースペクトル密度および応答が含まれます。ASCII フォーマットです。
*.res: .resファイルは、HyperMeshバイナリ結果ファイルです。出力結果はHyperMeshのポスト機能で表示できます。このファイルは、OUTPUT,HM,YESがオンになると生成されます。
*.stat: このファイルは、モジュールタイミング情報を含みます。デフォルトで生成されますが、OUTPUT=STAT,NOを使用してオフにできます。ASCII フォーマットです。
*_frames.html: このファイルは*.htmlファイルで、H3Dの結果をHyperView Playerブラウザプラグインで表示するのに用います。
*_menu.html: このファイルは*.htmlファイルで、H3Dの結果をHyperView Playerブラウザプラグインで表示するのに用います。

最適化解析実行から

*.desvar: 最後の反復の更新された設計変数。ASCII フォーマットです。
*.prop: 最後の反復の更新されたプロパティ値。最適化されていない場合も含む全てのプロパティが出力されます。このファイルの作成は、PROPERTY入出力オプションによって制御されます。ASCII フォーマットです。
*.slk: このファイルは選択されたDESVARの感度情報を含みます。出力はExcelで表示することができます。このファイルはSENSITIVITYコマンドが用いられたときに生成されます。
*_noengl.slk: このファイルは感度情報が要求された場合、常に生成されます。非英語バージョンの.slkファイルです。
*.hgdata: このファイルは、目的関数、制約関数、設計変数と応答関数のの反復履歴を含みます。このファイルの内容は、入出力オプションのHISOUTによって制御されます。ファイルはHyperGraphで読み込んで内容を表示することができます。ASCII フォーマットです。
*.hist: このファイルは、目的関数、最も大きい制約条件の違反、設計変数、DRESP1タイプの応答とのDRESP2タイプの応答の反復履歴を含みます。このファイルの内容は、入出力オプションのHISOUTによって制御されます。ASCII フォーマットです。
*.sh: このファイルは、最適化が実行されたときに生成されます。与えられた反復から最適化をリスタートするのに必要な情報を含んでいます。このファイルの出力は、入出力オプションのSHRESによって制御されます。
*_s#.h3d: このファイルは、モデルと結果の両方を含む圧縮されたバイナリファイルです。このファイルは、HyperView内で、またはHyperView Playerの使用中に、結果をポスト処理するために使用できます。_s#.h3dファイルはH3Dフォーマットが選択された時に生成されます。
*_des.h3d: このファイルは、モデルと結果の両方を含む圧縮されたバイナリファイルです。このファイルは、HyperView内で、またはHyperView Playerの使用中に、結果をポスト処理するために使用できます。_des.h3dファイルはH3Dフォーマットが選択され（I/OオプションFORMAT）、最適化解析が実行されたときに生成されます。
*_gauge.0.h3d: このファイルは、モデルと結果の両方を含む圧縮されたバイナリファイルです。このファイルは、HyperViewでシェル厚（寸法）の感度をポスト処理するために使用できます。_des.h3dファイルはH3Dフォーマットが選択され（I/OオプションFORMAT）、最適化解析が実行されたときに生成されます。
*_hist.mvw: HyperViewセッションファイル。HyperViewまたはHyperGraphのFileメニューから開くことができます。このファイルは.histファイルに含まれるそれぞれの結果のプロットを自動生成します。各プロットは、HyperView（HyperGraph）内で自身のページを専有します。このファイルは、最適化の実行時に作成されます。このファイルの作成は、入出力オプションDESHISによって制御されます。

PFMODE, PFGRID解析から

*.pfmode.pch: このファイルは、PFMODEおよびPFPANEL要求からの出力を含んでいます。この情報はHyperView NVH PFMODE-PFGRIDモジュールで表示することができます。バージョン12.0では、このファイルはPFMODEとPFPANELで、output=punchが要求されたときのみ利用可能です。非常に大きな容量のデータになることから、モードとパネル寄与データをH3Dファイルに出力する事を推奨します。
*.h3d: このファイルはPFMODE、 PFPANEL、PFGRID要求からの出力を含んでいます。PFGRIDの結果は H3D ファイルのみ可能です。

スーパーエレメント解析から

*.seplot: このファイルは、スーパーエレメント生成実行で保持された外部と内部グリッド、plotelとplate plotelを含みます。このファイルは実行で、PARAM,SEPLOT,YES command is included in the runコマンドが含まれた時に生成されます。ASCII フォーマットです。
*.h3d: このファイルは後のレジデュアルランで必要になるスーパーエレメントバイナリ情報を含んでいます。スーパーエレメントの実行で常に生成されます。デフォルトで生成されますが、OUTPUT=H3D,NOを使用してオフにできます。