出力ファイル

OptiStructでは、出力に影響するさまざまな要因に応じて、さまざまな出力ファイルが生成されます。

生成されたファイルは、それらに付随する機能に応じてカテゴリにグループ化されます。

一般的な実行およびトラブルシューティング情報

OptiStruct OUTファイル(.out)

このファイルは、解析についてプロセスの注釈およびログを提供します。

OptiStruct OUT ASCIIファイルは、一般的および固有の実行情報であり、各OptiStruct実行の後に生成される出力結果ファイルです。OUTファイルの内容は、出力要因によって異なります。これはASCIIファイルであるため、その内容は、単純な任意のテキストエディターで表示できます。

OptiStructからの出力を制御する要因に関係なく、生成されるOUTファイルのタイプは1つしかありません。OUTファイルの内容のみが、モデルおよび実行プロセスに応じて異なります。

出力

OUTファイルに含まれる出力は、上記の出力要因に応じて異なります。OUTファイル内で示されるさまざまな出力の包括的なリストは、以下に示す対応するファイルドキュメントにあります。
OUTファイル
ファイルドキュメント
一般的な / デフォルトのOUTファイル
.out
フォーマット

モデルデータがユーザーによってエコー出力される場合を除き(ECHOエントリ)、OUTファイルにはモデルデータは含まれません。このファイルは、HyperViewHyperGraphでさらに表示するためのものではありません。ASCII出力フォーマットおよびポスト処理方法は、OUTファイルに含まれている出力 / 情報のタイプに応じて異なります。

一般的な出力情報

Hyper3Dバイナリファイル(.h3d)

モデルデータと出力データの両方が含まれる圧縮されたバイナリファイル。このファイルはHyperViewHyperView PlayerおよびHyperGraphで結果をポスト処理するために使用できます。

H3Dファイルの出力には、OptiStructからの出力を制御する要因に応じて複数のタイプがあります。

H3Dフォーマットでの解析タイプ別にソートされた結果の使用可否については、OptiStructによる結果出力のページでリストしています。

出力

H3Dファイルに含まれる出力は、上記の出力要因に応じて異なります。H3Dファイル内で示されるさまざまな出力の包括的なリストは、以下に示す対応するファイルドキュメントにあります。
H3Dファイル
ファイルドキュメント
一般的な / デフォルトのH3Dファイル
.h3dファイル
BYITERおよび最適化
.#.h3dファイル
設計最適化H3D
_des.h3dファイル
マルチボディダイナミクスH3D
_mbd.h3dファイル
トポロジー感度H3D
_topol.h3dファイル
寸法感度H3D
_gauge.h3dファイル
線形静的最適化H3D
_s#.h3dファイル

Output2ファイル(.op2)

モデルデータと出力データの両方が含まれるバイナリファイル。このファイルはHyperViewHyperView PlayerおよびHyperGraphで結果をポスト処理するために使用できます。

OP2ファイルの出力には、OptiStructからの出力を制御する要因に応じて複数のタイプがあります。

OP2フォーマットでの解析タイプ別にソートされた結果の使用可否については、OptiStructによる結果出力のページでリストしています。

出力

OP2ファイルに含まれる出力は、上記の出力要因に応じて異なります。OP2ファイル内で示されるさまざまな出力の包括的なリストは、以下に示す対応するファイルドキュメントにあります。
H3Dファイル
ファイルドキュメント
一般的な / デフォルトのH3Dファイル
.op2ファイル
質量マトリックスOP2ファイル
.m.op2ファイル
剛性マトリックスOP2ファイル
.k.op2ファイル

HyperMesh結果ファイル(.res)

RESファイルは、モデルデータと出力データの両方が含まれるHyperMeshバイナリ結果ファイルです。このファイルはHyperMeshで結果をポスト処理するために使用できます。

モデルをHyperMeshで開いた後、HyperMeshFile > Load > Resultsメニューを介し、対応する.resファイルを選択することで、.resファイルを“結果”としてに読み込むことができます。

pch_output_load_resullts
図 1. HyperMeshでの.resファイルの読み込み
その後、Post-processingパネルにアクセスし、HyperMesh内でさらに結果をポスト処理できます。

pch_output_post_process
図 2.

使用可能なRESファイルのタイプは1つのみで、それは<filename>.resファイルです。

RESフォーマットでの解析タイプ別にソートされた結果の使用可否については、OptiStructによる結果出力のページでリストしています。

出力

RESファイルに含まれる出力は、上記の出力要因に応じて異なります。RESファイル内で示されるさまざまな出力の包括的なリストは、対応するファイルドキュメントにあります。
H3Dファイル
ファイルドキュメント
一般的な / デフォルトのH3Dファイル
.resファイル

Nastranパンチファイル(.pch)

PCH ASCIIファイルは、サポートされているさまざまな出力要求によってその作成が要求された場合に、OptiStruct実行の後に生成される一般的な出力結果のファイルです。このファイルは、バイナリ結果ファイルに対するASCII補完を提供します。

PCHファイルの内容は、出力要因によって異なります。これはASCIIファイルであるため、その内容は、単純な任意のテキストエディターで表示できます。PCHファイルは、HyperGraphにも読み込むことができ、結果を表示できます。

OptiStructからの出力を制御する要因に関係なく、生成されるPCHファイルは1つしかありません。PCHファイルの内容のみが、モデルおよび実行プロセスに応じて異なります。

出力

PCHファイルに含まれる出力は、上記の出力要因に応じて異なります。PCHファイル内で示されるさまざまな出力の包括的なリストは、対応するファイルドキュメントにあります。
PCHファイル
ファイルドキュメント
一般的な / デフォルトのPCHファイル
.pchファイル
フォーマット
PCHファイルには、モデルデータは含まれません。このファイルは、HyperViewでさらに表示するためのものではありません。ASCII出力フォーマットおよびポスト処理方法は、PCHファイルに含まれている出力 / 情報のタイプに応じて異なります。PCHファイルの内容に関する詳細には、次の場所でアクセスできます:
節点に基づいた結果 要素に基づいた結果
変位 要素応力(.pchファイル
速度
加速度