ExpertAI
教師なし機械学習を使用した最適化で、ユーザーが指定した基準に従って探索結果をグループ化します。
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設計探索リボンの評価ツールグループでResults Explorerツールをクリックします。
図 1.Results Explorerブラウザが開きます。 -
Results ExplorerブラウザでExpertAIアイコン
をクリックします。
図 2.- Dataset
- 変位などの応答タイプに基づいてデータセットを作成します。クラスター化された結果のレビューと可視化を行います。
- Classifiers
- ラベル付けされたクラスターデータから分類子を作成します。トレーニングされた分類子は、その後の最適化における制約条件として活用することができます。
- Constraints
- 選択されたクラスターに基づいて作成された制約を使用して最適化を作成し、評価します。
- 新規のデータセットを作成します。
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をクリックして、新しいデータセットを作成します。
- DatasetダイアログでSubcaseを選択します。
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1つ以上の結果タイプ、1つのステップ、およびクラスタリングに含めるパートのすべてのパートIDを選択します。
注:
ステップが選択されていない場合、最後のタイムステップがクラスタリングに使用されます。
PartIDが選択されていない場合は、すべてのパートがクラスタリングに使用されます。 - Requestをクリックします。
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Submitをクリックします。
クラスタリングレポートが作成されます。モデルの規模や結果によっては、レポートの作成に時間がかかる場合があります。
作成されると Datasetダイアログが閉じ、新しく作成されたクラスター情報が表示されます。
図 3. - クラスターの可視化 ツールを使用してクラスターの情報をさらに詳しく調べます。
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Train Classifierをクリックすると、現在のクラスターに基づいて分類子が作成されます。
トレーニングされた分類子は、以下の表に示された情報とともにリストされます。
- Accuracy with Solver
- ソルバーベースの最適化実行時に期待される精度が表示されます。
- Accuracy with Fit
- フィットベースの最適化を実行する際に期待される精度を表示します。
- R-Squared Fit
- フィットの質を表示します。
- 分類子を右クリックして、Create Constraintを選択します。
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制約として使用するクラスターを選択し、制約の下限を入力します。
その後の最適化では、最適な結果が制約値よりも高い確率で選択されたクラスターに適合するように、制約を満たそうとします。
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Optimizeをクリックし、実行する最適化タイプを選択します。
注: 最適化では、クラスターが作成された元の探索から、目標を含む設計変数と応答を使用します。最適化を実行するには目的関数が必要です。
元の探索タイプがDOEの場合、フィットベースとソルバーベースの両方の最適化を実行できます。元の探索タイプが最適化の場合、実行できるのはソルバーベースの最適化のみです。
クラスターの可視化
クラスター情報の詳細確認や視覚化に役立つツールや機能が数多くあります。
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指定されたクラスターのデンドログラムを表示するには、
をクリックします。
デンドログラムは、クラスタ間の階層的関係を示す視覚的なツールです。ヒント: デンドログラムの画像を保存するには、Saveをクリックします。 -
指定されたクラスターのシルエットプロットを表示するには、
をクリックします。
シルエットプロットは、クラスター内の妥当性と一貫性、および各実行がどの程度分類されたかを示します。 - Show Clustersチェックボックスを選択すると、アクティブな散布図上の実行をクラスター別に色付けします。
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形状を右クリックし、Animate
Selectionを選択します。
これは、アクティブなHyperViewクライアント(アクティブなクライアントがHyperViewクライアントでない場合、新しいクライアントが開きます)にアニメーションをロードし、選択したクラスターの各実行の最終的な変形形状をオーバーレイ表示します。これは、与えられたクラスター全体の変形した形状を視覚化するのに有効です。
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クラスターまたはクラスター列の空白部分を右クリックし、Animate all Clustersを選択します。
新しいページが作成され、新しいHyperViewクライアントに各クラスターのアニメーションがロードされて、各クラスターにおける実行の最終的な変形形状が重ね合わせ表示されます。これは、各クラスター全体の変形図を可視化したり、あるクラスターと他のクラスターを比較したりするのに有効です。
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Clusters列でクラスターを選択すると、そのクラスターを構成する実行がRuns in Cluster列に表示されます。クラスター内のRun列で1つまたは複数の実行を選択し、右クリックしてOverlay
Selectionを選択します。
これは、アクティブなHyperViewクライアント(アクティブなクライアントがHyperViewクライアントでない場合、新しいクライアントが開きます)にアニメーションをロードし選択した各実行のすべてのタイムステップを含む結果をオーバーレイします。
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Generate Classifierをクリックすると、現在のクラスターに基づいて分類子が作成されます。
分類を行うことで、クラスタリング情報を利用できるようになり、分類の割り当てが最適化の制約条件として機能します。この機能は今後のリリースで強化され、活用される予定です。