.forceファイル

.forceファイルは、OptiStruct ASCIIフォーマットの結果ファイルです。

重要: 陰解法および陽解法解析に有効

ファイル生成

このファイルの作成は、FORCEELFORCE)入出力オプションによって制御されます。

ファイル内容

結果 内容
ELAS(CELAS1CELAS2CELAS3CELAS4)、ROD(CROD)、BAR (CBARCBEAM)、BUSH (CBUSH)、PLATE(CQUADCTRIA)およびGAP(CGAP)要素に対する線形静解析からの荷重結果。

ELAS (CELAS1CELAS2)、ROD (CROD)、BAR (CBAR)、PLATE (CQUAD4CQUAD8CTRIA3CTRIA6CSHEAR)、SHEAR (CSHEAR)、BUSH (CBUSH)、GAP (CGAPCGAPG)、CONTACT (CGAPG)、WELD (CWELD)、およびFAST (CFAST)要素に対するノーマルモード解析からの荷重結果。

ELAS(CELAS1CELAS2)、BAR(CBAR)、ROD(CROD)、BUSH(CBUSH)、WELD(CWELD)、PLATE(CQUAD4CQUAD8CTRIA3CTRIA6CSHEAR)要素の線形過渡解析による力の結果。

ファイルフォーマット

このファイルは、反復計算ごとに分割されます。各反復計算の出力は、以下のフォーマットの行で始まります:
ITER Iteration_number Number_of_subcases/Number_of_Modes
ここで、
データ
内容
ITER
新しい反復計算の始まりを示すキーワード。
Iteration_number
反復計算番号
Number_of_subcases
この出力が作成されるサブケースの数
Number_of_Modes
この出力が作成されるサブケースの総数。

静解析

各反復計算セクションは、サブケースごとに分割されます。各サブケースの出力は、以下のフォーマットの行で始まります:
Id Number_of_elements Frequency LOAD:Spc_id(Datatype) subcase_label
ここで、
データ
内容
ID
サブケースの出力識別番号これは、入力データ内で使用されたサブケースIDと同じではありません。
Number_of_elements
この出力が要求される要素の数
Frequency
1.0
静解析。
LOAD
適用荷重情報を示すキーワード
Spc_id
このサブケースによって参照されるSPCのSID
(Datatype)
関係するサブケースのタイプを示すキーワード。
LOAD)は、線形静的サブケースに関するデータであることを示します。

ノーマルモード解析

反復計算の下の各セクションは、サブケースごとに分割されます。各サブケースの出力は、以下のフォーマットの行で始まります:
Id Number_of_elements FREQ: FRID freq Subcase_label
ここで、
データ
内容
ID
サブケースの出力識別番号
これは、入力データ内で使用されたサブケースIDと同じではありません。
Number_of_elements
この出力が要求される要素の数
FREQ
モード周波数を特定するキーワード。
FRID
出力されるモード周波数のID。
Freq
出力されるモード周波数の値。
(Datatype)
関係するサブケースのタイプを示すキーワード。

線形静解析.forceのファイル例

各サブケースセクションは、要素タイプごとに分割されます。各要素タイプセクションの出力は、以下のフォーマットのいずれかで始まります(モデル内に存在する要素に依存します):
ELAS #	FORCE							
ROD#	FORCE-A	FORCE-B						
BUSH#	F-X	F-Y	F-Z	M-X	M-Y	M-Z		
BAR#	END	AXIAL	SHEAR-1	SHEAR-2	TORQUE	BENDING-1	BENDING-2	
PLATE#	MEMB-X	MEMB-Y	MEMB-XY	BEND-X	BEND-Y	TWIST-XY	SHEAR-XZ	SHEAR-YZ
GAP#	COMP-X	SHEAR-Y	SHEAR-Z	

この出力が選択された要素のタイプによって、これらのヘディングの下に要素荷重の出力がリストされます。要素出力のフォーマットは、対応するヘッダーと一致します。すなわち、ROD要素の場合はFORCE-AとFORCE-Bが得られるのに対して、PLATE要素の場合はMEMB-X、MEMB-Y、MEMB-XY、BEND-X、BEND-Y、TWIST-XY、SHEAR-XZ、SHEAR-YZが得られます。

フォーマットは以下のとおりです。
Eid value1 value2 value3 etc.
ここで、
データ
内容
Eid
要素識別番号。
value#
value#列ヘッダーに対応する荷重結果

線形過渡応答解析

反復計算の下の各セクションは、サブケースごとに分割されます。各サブケースの出力は、以下のフォーマットの行で始まります:
サブケース Id Label  
時間 Time    
結果タイプ (Entity Type) [Format]  
ここで、
データ
内容
Id
サブケースの出力識別番号これは、入力データ内で使用されたサブケースIDと同じではありません。
Label
サブケースレベル。
Time
時間増分情報。
Entity Type
Beam、Rod、Plateなど。
Format
Complex、Real、Imaginary、Phaseなど。
ここで、
データ
内容
EID
要素識別番号。
Value#
value#列ヘッダーに対応する荷重結果
各要素の情報が以下のフォーマットで提供されます:
サブケースセクションでは、サブケースごとに以下の情報が提供されます:
  EID value1 value2 value3 value4 value5 value6 value7

平均力結果

平均力の結果は、FORCEELFORCE)出力要求で AVGオプションが使用されている場合にのみ、CBARおよびCBEAM要素で利用可能です。

出力は、各要素の力の結果の最後に出力されます。
<end forces>				
BAR #      AXIAL      SHEAR-1     SHEAR-2     TORQUE     BENDING-1   BENDING-2

コメント

  1. 入出力オプションのPreviously Supported Resultsは、最適化中の解析結果の出力頻度を制御します。