.resファイル
.resファイルは、HyperMeshバイナリ結果ファイルです。
ファイル生成
.resファイルは、フォーマットステートメントが指定されていない場合か、HM、HYPER、またはBOTHフォーマットが選択された場合に作成されます(入出力オプションOUTPUTをご参照ください)。
ファイル内容
| 結果 | 内容 | 
|---|---|
| 加速度 | 周波数応答解析、過渡応答解析、およびマルチボディダイナミクス解析からの加速度結果。 出力は、入出力オプションのACCELERATIONによって制御されます。 | 
| 複合材プライひずみ | 複合材料に関する静解析からのプライひずみ結果。 | 
| 複合材プライ応力 | 複合材料に関する静解析からのプライ応力結果。 出力は、入出力オプションのSTRESSとPCOMP定義上のSOUTiフィールドによって制御されます。 | 
| 複合破壊インデックス | 複合材料に関する静解析からの破壊インデックス。 出力は、入出力オプションのSTRESS、PCOMP定義上のSOUTi、SB、FTの各フィールド、および関連材料定義上の関連フィールドによって制御されます(MAT1、MAT2、MAT8をご参照ください)。 | 
| 密度 | トポロジー最適化からの密度結果。 出力は、入出力オプションのDENSITYによって制御されます。 | 
| 変位 | 静解析、周波数応答解析、過渡応答解析、およびマルチボディダイナミクス解析からの変位結果。 出力は、入出力オプションのDISPLACEMENTによって制御されます。 | 
| 固有ベクトル | ノーマルモード解析と線形座屈解析からの固有ベクトル結果。 出力は、入出力オプションのDISPLACEMENTによって制御されます。 | 
| 要素ひずみエネルギー | 静解析とノーマルモード解析からの要素ひずみエネルギー結果。 出力は、入出力オプションのESEによって制御されます。 | 
| 節点応力 | 静解析からの3次元要素に関する節点応力結果。 出力は、入出力オプションのGPSTRESS(またはGSTRESS)によって制御されます。 | 
| 形状 | トポグラフィー最適化または形状最適化からの形状結果。 出力は、入出力オプションのSHAPEによって制御されます。 | 
| 単点拘束の反力 | 静解析からの単点拘束の反力結果。 出力は、入出力オプションのSPCFORCEによって制御されます。 | 
| ひずみ | 静解析、周波数応答解析、過渡応答解析、およびマルチボディダイナミクス解析からのひずみ結果。 出力は、入出力オプションのSTRAINによって制御されます。 | 
| 応力 | 静解析、周波数応答解析、過渡応答解析、およびマルチボディダイナミクス解析からの応力結果。 出力は、入出力オプションのSTRESS(またはELSTRESS)によって制御されます。 | 
| 板厚 | 寸法最適化およびトポロジー最適化からの板厚結果。 出力は、入出力オプションのTHICKNESSによって制御されます。 | 
| 速度 | 周波数応答解析、過渡応答解析、およびマルチボディダイナミクス解析からの速度結果。 出力は、入出力オプションのVELOCITYによって制御されます。 | 
コメント
- ディスクの空き容量不足や停電などのエラーが原因で最適化が突然終了した場合は、HyperMeshバイナリ結果ファイル(*.res)が破損している可能性があります。このような場合には、OptiStructに付属のプログラム“recover”を実行して、結果ファイルをクリーンアップしてください。
- 入出力オプションのPreviously Supported Resultsは、最適化中の解析結果の出力頻度を制御します。
- モデル全体および個々のコンポーネントの節点応力が出力されます。これにより、異なる材料定義を参照している2つのコンポーネントのインターフェースにおいて、正確な節点応力が得られます。
- 周波数応答、過渡応答、マルチボディダイナミクスなどの動解析の場合は、セットの使用によりモデルおよび結果の出力データ量を減らすことが推奨されます。周波数または時間ステップごとに結果が出力されるため、出力ファイルが非常に大きくなる可能性があります。