予荷重設定のための位置と勾配の生成

次のプロセスを使用して、予荷重設定の位置と勾配を記述したCSVファイルを生成できます。このファイルをMotionViewモデルにインポートして保存できます。
  1. 無荷重設定としたNLFEボディから始め、必要に応じてフォース / モーションを適用してNLFEボディに荷重をかけます。
  2. Simulateコマンドの後にMotionSolveのSaveコマンドを追加して、モデルの状態をXMLファイル(以下“状態保存XMLファイル”と呼びます)に保存するようにします。MotionViewでは、ソルバーのコマンドセクションに書き込むテンプレートを使用できます。


    図 1.
  3. ModelブラウザDefault Analysisをクリックし、エンティティエディター - AnalysisからScripted Simulationチェックボックスを選択します。


    図 2.
  4. モデルを実行します。Run設定でRun offlineオプションを選択し、Runボタンをクリックします。


    図 3.
  5. 実行が完了したら:
    1. Modelブラウザの空白領域を右クリックし、Python Scriptを選択します。
    2. インストール(install_location/hwdesktop/utility/mbd/nlfe)にあるPythonスクリプト "NLFE_generate_loaded_csv.py"をブラウズします。
    3. このスクリプトを実行すると、状態量を保存したXMLファイルを開くように求められると共に、位置と勾配の情報を保存するCSVファイルの名前を指定するように求められます。


      図 4.
  6. CSVファイルを保存したら、エンティティエディターのNLFE Body Connectivityセクションにある Position & Gradientsテーブルにインポートします。


    図 5.
    予荷重設定をインポートすると、グラフィックス領域に表示されたNLFEボディが変化します。NLFEボディの予荷重設定は、ソリッドのデフォルトグラフィックスを使用して目立つように表示され、無荷重設定はワイヤーフレームによるモードで表示されます。


    図 6.