CADメタデータ名前指定
CADリーダーにより作成されるメタデータ名は、一般的なプリフィックスの後にメタデータ特有の名前をつなげて作成されます。プリフィックスは、各_reader.iniファイル内の@MetadataPrefixオプションで指定されます。
@MetadataPrefixオプションは以下のように機能します:- ユーザーが指定した文字列はプリフィックスとして、リーダーにより作成されたメタデータ名に追加されます。プリフィックスは、メタデータ名と共に明示的に使用されます。No .ピリオド(.)は、オプションで指定されていなければ自動的に追加されます。例:
@MetadataPrefix = ".ALTAIR.HW"- .ALTAIR.HW<metadata name>
@MetadataPrefix = ".ALTAIR.HW."- .ALTAIR.HW.<metadata name>
- オプションがコメントアウトされているか、値が設定されていない(""の状態)の場合、プリフィックスは与えられず、メタデータの名前のみが使用されます。例:
@MetadataPrefix = ""- <metadata name>
- 特別な意味を持つあらかじめ指定された文字列がいくつかあります。これらの文字列は、自動的に適切な場所の特定のデータと置き換わります。これらの文字列は以下の通り:
<FORMAT>- CADファイルフォーマット (CATIA、STEP、NXなど)<VERSION>- CADファイルのバージョンCATIAの場合、V4またはV5。NXの場合、NXバージョンのいずれか (例 NX 10.0、NX 11.0など)。このオプションでは、これ以外のフォーマットは現在サポートされません。<VERSION>設定がない場合、空の文字列が置かれます。
- その他の文字列は指定された文字のまま使用されます。例:
@MetadataPrefix = "<MYSTRING>"- <MYSTRING><metadata name>
- デフォルトでは、すべてのリーダーにおいてプリフィックスは空の文字列になっています。以前のバージョンで使用されていたメタデータ名との一貫性を保つためには、値
".ALTAIR.HW.<FORMAT>."が適切です。
@MetadataPrefix = ".ALTAIR.HW.<FORMAT>."- .ALTAIR.HW.CATIA.<metadata name>
@MetadataPrefix = "/ALTAIR/HW/<FORMAT>/"- /ALTAIR/HW/CATIA/<metadata name>
@MetadataPrefix = "<FORMAT><VERSION>."- CATIAV5.<metadata name>
@MetadataPrefix = "<FORMAT>.<VERSION>."- CATIA.V5.<metadata name>