CMKE

入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 最初のSUBCASEより前、またはSUBCASE定義内でCMKEコマンドを使用すると、すべてのsubcaseまたは個々のsubcaseに関する区分モード合成の運動エネルギーを出力するよう要求できます。

フォーマット

CMKE(format_list,MODES=mset,TYPE=type) = option

定義

引数 オプション 内容
format <H3D、空白>
H3D
結果をHyper3Dフォーマット(.h3dファイル)で出力します。
空白(デフォルト)
利用可能な結果があるアクティブなフォーマットすべてで結果を出力します。
type <AVERAGEAMPLITUDEPEAK>
AVERAGE(デフォルト)
エネルギーの平均を出力します。
AMPLITUDE
エネルギーの振幅を出力します。
PEAK
ピークエネルギーを出力します。これはAVERAGEAMPLITUDEの和です。
mset <ALLSIDTOTAL>
ALL(デフォルト)
すべてのモードのモーダルエネルギーを出力します。
SID
セットIDを指定した場合、そのセットに含まれるモードのモーダルエネルギーのみが出力されます。
TOTAL
全エネルギーのみを出力します。
option <YES, ALL, NO, NONE>

デフォルト = ALL

YESALL、空白
モーダルエネルギーを出力します。
NONONE
モーダルエネルギーを出力しません。

コメント

  1. CMKEコマンドを指定しなかった場合、区分モード合成の運動エネルギーは出力されません。
  2. 区分モード合成の運動エネルギーの出力を利用できるのは、モーダル周波数応答およびモーダル過渡応答のサブケースのみです。これは外部superelementsが用いられる時の使用が意図されています。
  3. 同一のエントリに複数のフォーマットを指定できます。各フォーマットはコンマで区切る必要があります。フォーマットを指定しなかった場合、この出力コントロールは、利用可能な結果があるOUTPUTコマンドで定義されているフォーマットすべてに適用されます。
  4. このカードは複数インスタンスが可能です。インスタンスが競合する場合は、最後のインスタンスが優先されます。
  5. 最適化するには、指定したフォーマットへの出力頻度を入出力オプションOUTPUTで制御します。