材料
異なる材料試験では、結果として得られる材料の力学的特性が異なる場合があります。

- S0
- 初期状態における断面積
- l0
- 初期長さ
- 降伏点: 材料が降伏し始めるポイント。降伏前の材料は弾性状態(ヤング率Eを測定できる)、降伏後は不可逆的な塑性ひずみの状態にあるとみなすことができます。
- この試験の一部の材料は、まず上降伏点(ReH)に達してから、下降伏点(ReL)まで下がります。工学応力-ひずみ曲線では、下降伏応力(保守的値)を取得できます。
- 材料によっては、降伏点を容易に見つけることができない場合もあります。降伏応力として塑性ひずみの0.1または0.2%の応力を指定します。
- ネッキングポイント: 材料が工学応力-ひずみ曲線の最大応力に達したポイント。このポイントを過ぎると、材料は軟化し始めます。
- 破壊点: 材料が破壊されるポイント。

- Rm
- 最大抵抗
- Fmax
- 最大力
- ReH
- 上降伏レベル
- ReL
- 下降伏レベル
- Ag
- 均一の伸び
- Agt
- 均一の伸びの合計
- At
- 全破壊ひずみ
Radiossのほとんどの材料で要求される真の応力-ひずみ曲線。ただし、工学応力-ひずみと真応力-ひずみの両方で材料データを入力できるLAW2は除きます。

- 線形外挿: 応力-ひずみ曲線が関数入力(LAW36)の場合は、曲線の最後の2点によって定義される傾きによって線形的に外挿されます。横軸値を、前の横軸値より大きな値になるようにリストすることをお勧めします。
- Johnson-Cook:Johnson-Cook硬化は、真応力-ひずみ曲線の外挿に用いられる最も一般的な1つです。
(5) σy=a+bεpnしかしながら、自動車のスティールについてはひずみ硬化を過大に見積もることがあり、このケースではSwift-Voceがより精確です。
- SwiftおよびVoce: ネッキングポイント以降は、次のいずれかの方程式を使用して真応力-ひずみ曲線を外挿します。
- Swiftモデル
- σy=A(ˉεp+ε0)n
- Voceモデル
- σy=k0+Q[1−exp(−Bˉεp)]
- SwiftとVoceの組み合わせモデル(LAW84およびLAW87)
- σy=α[A(ˉεp+ε0)n]︸Swifthardening+(1−α){k0+Q[1−exp(−Bˉεp)]}︸Vocehardening
