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フォーマット

定義

剛壁タイプ

タイプ

内容

PLANE

$\overline{\infty }$ 平面

CYL

$\overline{\infty }$ 右記の直径の円柱； $\varphi$

SPHER

右記の直径の球； $\varphi$

PARAL

平行四辺形

サーフェス入力タイプ

タイプ

内容

PLANE

MM1は法線方向を定義します。

CYL

MM1は円柱の軸を定義します。

SPHER

Mは球の中心です。

PARAL

$MM1$ と $MM2$ は平行四辺形を定義

コメント

1. 剛壁を定義するために最初に入力するのは、ポイントMの座標です。移動剛壁の場合は、node_IDを入力します。
2. 次に入力するのはポイントM1の座標で、ポイントM2も入力できます（移動壁の場合、M1およびM2のモーションはnode_IDと同じになります）。
3. 剛壁のセカンダリ節点は、節点のグループや初期段階で剛壁からD_searchほど下にある節点として定義できます。
4. 摩擦フィルタリングオプションは、摩擦を伴ってスライドする剛壁に対してのみ使用できます（Slide=2）。
5. フィルタリングフラグifg

   ifq ≠ 0の場合、接触部内の各セカンダリ節点における接線摩擦力は、次の単純なルールを使用してフィルタリングされます：

   (1)
   $$F_{Tf}=\alpha F_T(t)+\left(1-\alpha \right)F_{Tf}(t-dt)$$
   ここで、

   $F_{Tf}$

   フィルタリングされた接線力。

   $F_T(t)$

   フィルター前の時間tにおける計算された接線力。

   $F_{Tf}(t-dt)$

   前の時間ステップでフィルタリングされた接線力

   $t$

   現在のシミュレーション時間

   $dt$

   現在のシミュレーション時間ステップ

   $\alpha$

   フィルタリング係数

   フラグifqは、フィルタリング手法である 係数を定義します。

   ifq =1の場合、フィルタリング係数はユーザーが直接入力します： $\alpha =ffac$

   ifq =2の場合、はユーザー定義周波数（タイムステップ数を単位として定義された周波数）の3dBフィルタリングレベルに対応します：(2)
   $$\alpha =\frac{2\pi }{N}$$

   ここで、 $\frac{1}{freq}=T=Ndt$ 、 $N=ffac$

   ifq =3の場合、はユーザー定義周波数の3dBフィルタリングレベルに対応します：(3)

   $$\alpha =2\pi dt\cdot freq$$
   ここで、

   $dt$

   時間ステップ

   $freq$

   ffac

6. 球（SPHER）と平行四辺形（PARAL）は無限ではありません。平行四辺形では、以下を使用して法線を定義します：(4)
   $$MM1\times MM2$$

   と球の直径は、$\varphi$ を使用して定義します。

7. 剛壁セカンダリ節点の節点板厚は考慮されません。
8. MASS=0または空白の移動剛壁の場合、剛壁は一定の強制速度を有し、初期速度はありません。