Joints

Joint entities define a connection between two rigid bodies. Joint elements reference property and orientation information.

ジョイント要素の作成

ジョイント要素は主に、2つのパートを結合して、ジョイント固有の自由度による相対運動を定義するために使用されます。

制約事項: 現時点では、OptiStructRadiossLS-DYNAPAM-CRASHのインターフェースのみでサポートされています。

ジョイント要素は、config 22で、適切な節点間のラインとして要素の節点1および3の間の文字Jで表わされます。ジョイント要素タイプは、要素の節点数を調整します。また、タイプは利用可能な方向情報のフォーマットをコントロールします。

Model(モデル)リボンでJointsツールをクリックします。


図 1.

OptiStructインターフェースで、Interactionsツールセット名の横の矢印をクリックし、Jointsを選択します。

OptiStructプロファイル

PJOINTGプロパティを使用して、ジョイント要素を自動作成できます。

ジョイントタイプ
2つの節点間のジョイント結合のタイプを選択します。
Node Selection
ジョイント結合を定義するには、2つの節点を選択する必要があります。
Orientation System
1つ目の節点GID1と2つ目の節点GID2の座標系識別番号。
Property
PJOINTGプロパティを選択します。

Radioss

KJOINT2プロパティを使用したジョイント要素の自動作成、および剛体への結合が可能です。円筒ジョイントタイプの/CYL_JOINTキーワードを作成することもできます。

ジョイントタイプ
Rigid AとRigid B間のジョイント結合のタイプを選択します。
Rigid AとRigid B
間にジョイントが作成される/RBODYを選択します。
Nodes
ジョイント要素を定義するために最低限選択する必要のある節点の数。この節点数は、選択されたジョイントタイプに応じて異なります。選択された節点と重複する追加のジョイント節点は、ツールによって自動作成されます。
Create new /PART
このオプションをオンにすると、ジョイント要素を作成する新しいパートが自動的に作成されます。このオプションをオフにした場合は、既存のコンポーネントを選択する必要があります。

ジョイントの作成時には、ばね要素が作成され、“Create new /PART”オプションがオンであれば、KJOINT2タイプのプロパティが作成されてこのパートに割り当てられます。また、Rigid AとRigid Bで選択された/RBODIESは、ジョイント要素の節点で自動的に更新されます。

LS-DYNA

*CONSTRAINED_JOINTキーワードを自動作成でき、ジョイント要素と2つの剛体パートの間の結合が可能です。

ジョイントタイプ
Rigid AとRigid Bのパート間のジョイント結合のタイプを選択します。
Rigid A and Rigid B
コンポーネントを選択すると、*MAT_RIGIDが割り当てられた剛体パートを選択できます。要素を選択すると、*CONSTRAINED_NODAL_RIGID_BODYを選択できます。
Nodes
ジョイント要素を定義するために最低限選択する必要のある節点の数。この節点数は、選択されたジョイントタイプに応じて異なります。選択された節点と重複する追加のジョイント節点は、ツールによって自動作成されます。
Local Option
*CONSTRAINED_JOINTキーワードのLOCALオプションをアクティブにします。
Failure Option
*CONSTRAINED_JOINTキーワードのFAILUREオプションをアクティブにします。

Rigid AまたはRigid Bが剛体パートである場合は、*CONSTRAINED_EXTRA_NODES_NODEキーワードが作成され、対応するジョイント節点がその剛体パートにリンクされます。

Rigid AまたはRigid Bが節点剛体要素である場合、この要素は、この要素のセカンダリセットに追加された対応するジョイント節点で自動的に更新されます。

PAM-CRASHプロファイル

すべてのタイプのFEジョイントを自動作成できます(KJOIN、JOINT、MTOJNT、MBSYS_JOINT)。

Solver Keyword
ソルバーのFEジョイントキーワードのタイプを選択します。
ジョイントタイプ
そのソルバージョイントキーワードの下に作成されるジョイントのカテゴリを選択します。
Node Selection
ジョイントを作成するには、2つ以上の節点を選択する必要があります。有限要素剛体の場合は、これらの節点によって、ジョイントの2つの端部が定義されます。また、剛体間にジョイントを作成する必要がある場合は、2つの節点に加えて、Rigid AとRigid Bのいずれかまたは両方をオプションで選択することもできます。ジョイントの作成時に、これら2つの必須節点はそれぞれの剛体にセカンダリ節点として追加されます。
Create new /PART
このオプションをオンにすると、ジョイントの作成時に、カードイメージ /PARTを使用した新しいコンポーネントが、対応するパートタイプで作成されます。また、MAT 230が作成され、前の例のそのパートに割り当てられます。このオプションをオフにすると、ジョイント要素が作成されるコンポーネントを選択できます。