パートの分類

機械学習(ML)モデルをセットアップおよび使用して、パートをユーザー定義のラベルの下でパートセットに自動的に分類します。

Classifyツールは、機械学習(ML)の利点を活用し、形状に基づいてパートにラベルを自動的に割り当てます。それぞれのラベルを作成してパートに割り当てると、MLモデルはそれらの外観を学習します。ラベルを割り当てたら、モデルをトレーニングし、そのモデルを使用してパートを分類します。

ユーザー定義ラベルの割り当て
このプロセスを開始するには、ユーザー定義のラベルを割り当てます。例えば、選択した車両パートを2つのグループ(“panels”と“extrusions”など)に分ける場合は、それらのラベルを作成し、代表的なジオメトリを持つパートに割り当てます。“panels”ラベルをフロア、ルーフ、ドアのパネルに割り当て、“extrusions”ラベルを縦方向の衝突に割り当てることができます。
モデルのトレーニング
ラベルを割り当てた後に、分類モデルをトレーニングします。トレーニング前に、多数のパートを各ラベルに手動で割り当てることで、モデルは今後のラベルを予測しやすくなります。
パートの分類
MLモデルにとって未知のパートを分類します。分類が完了すると、MLモデルの予測を含むパートセットが作成されます。作成されたパートセットの使用法を決定します(例えば、“panels”と“extrusions”に異なるメッシング手法を適用するなど)。
注: 分類機能の用途は多様なため、事前トレーニングされたMLモデルの例は提示していません。用意されているツールを使用して、独自のユーザー定義モデルを作成してください。
  1. AssemblyリボンでClassifyツールをクリックします。


    図 1.
    2つ目のリボンが表示されます。ここには、以下のパート分類ツールが含まれています:
    Label
    分類子を作成または更新します。分類子には、機械学習モデルをトレーニングするためのユーザーが提供したラベル情報が含まれています。
    Train
    機械学習モデルをトレーニングするための既存の分類子を選択します。
    Classify
    既存の学習済み機械学習モデルを使用して、パートをユーザー定義のラベルの下でパートセットに自動的に分類します。