MPDB Physical Test(スキャンデータ)

図 1. MPDB-Physical Testタブ
物理テストデータのためのMPDBツールによってカバーされる自動化されたタスクは:
  • MPDBフロントフェイスの評定エリアの定義
  • 検査後の障壁変形の標準偏差の計算
  • 底突きシナリオの計算

標準偏差の計算

  1. MPDB Projection Toolダイアログから、ファイルブラウザを使用して目的の物理テストデータ(STL形式)を選択します。
  2. 出力ディレクトリを選択します。MPDBツールの出力ファイル(結果ファイル、投影距離の.csvファイル、PPTファイルなど)が保存される場所です。
  3. バリアの前面(右上、左上、右下、左下)の面の4つの角を表す4つのコーナー節点のXYZ座標を入力します。
    注: バリアはEURONCAP MPDB規則に従い、バリア前面を車両に向け、長手方向に配置されていると仮定します。そうでない場合は、先にスキャンしたデータの位置決めをしてから先に進みます。
    図 2.
  4. 車のトータル幅を入力します。
  5. OLC値を入力します。
  6. 修正値を計算するためには、上記の2つの入力とSD値が必要になります。
  7. 最後に、標準偏差のコンタープロットと修正値のプロットが作成され、PPTに埋め込まれます。