カスタムレジェンドの作成、編集、割り当て
Legendエンティティを使用して、カスタムレジェンドを作成、編集し、任意のコンター、ベクトル、テンソルまたはマーカープロットに割り当てます。レジェンドは数値、またはカテゴリーベースで作成できます。外部ファイルにコピーまたは保存し、インポートして再利用することもできます。
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レジェンドを作成するには、次の手順を実行します:
- Resultsブラウザの空白領域を右クリックします。
- Create Legend > Contour、Vector、またはVectorから目的の設定を選択します。
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コンター / ベクトル / テンソルの場合、目的のタイプ(数値またはカテゴリー)を選択します。
ベクトルとテンソルの場合、方向によってプロットを表示するには、カテゴリーレジェンドを使用します。コンターの場合、2つのタイプのカテゴリーレジェンドがサポートされています。
- Category: このタイプのカテゴリーレジェンドは、以下のような離散値の結果におけるコンタープロットで自動的に作成され、表示されます。
- MaxLayerまたはMinLayerプロット
- Envelope Traceデータタイプのコンタープロット
- OptiStructまたはAbaqusから出力される、Contact Statusデータタイプのコンタープロット
注: このタイプのカテゴリーレジェンドは、Resultsブラウザから直接作成できません。ただし、モデリングウィンドウに表示した後、コンテキストメニューを右クリックすることで保存できます。エントリはResultsブラウザのLegendsフォルダーの下に表示されます。 - Custom_Category: 値範囲とそれに対応するカテゴリーラベルのテーブルを定義し、任意の数値結果にそれを割り当てるための、特別なタイプのカテゴリーレジェンドです。たとえば、値が0~100 MPaの範囲の応力コンターがあり、これらの値をCriticalからLowの範囲のカテゴリーにグループ化する場合、次のようなテーブルを作成できます。
- 80-100: Critical
- 50-80: High
- 20-50: Medium
- 0-20: Low
注:- モデリングウィンドウで数値レジェンドを右クリックしてMake Category Legendを選択することで、カスタムカテゴリーレジェンドも作成できます。結果の数値範囲に基づいて、デフォルトのラベルが付いた4レベルのレジェンドが作成されます。この操作でも、表示されているプロットにレジェンドが自動的にリンクします。
- デフォルトのラベルは、Critical、High、Medium、Lowです。追加のレベルは、Category-nのラベルで作成されます。
- 範囲の指定には注意が必要です。カテゴリーの最大値が次のカテゴリーの最小値と一致するようにします。これで、テーブルが結果データの全体の範囲をカバーします。
- 結果の最初の数値範囲は記憶されません。つまり、リセット操作を行っても元の値の範囲には戻りません。
- 元の数値コンターに戻すには、レジェンドとプロットコントロールのリンクを解除します。
- Category: このタイプのカテゴリーレジェンドは、以下のような離散値の結果におけるコンタープロットで自動的に作成され、表示されます。
- Markerプロットの場合、レジェンドはResultsブラウザから直接作成できません。ただし、モデリングウィンドウに表示した後、コンテキストメニューを右クリックすることで保存できます。エントリはResultsブラウザのLegendsフォルダーの下に表示されます。
- レジェンド作成の代替方法
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- モデリングウィンドウでレジェンドを右クリックし、Save Legendを選択して、新しいレジェンドを作成します。このレジェンドは、表示されているプロットに自動的にリンクします。
- Legendフォルダーを右クリックして、レジェンドの定義を含む.xmlファイルをインポートします。同じ名前のレジェンドがすでに存在している場合、インポートしたレジェンドは名前が変更され、importedlegend_というプリフィックスが付きます。
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レジェンドを編集するには、次の手順を実行します:
- エンティティエディターを使用して、レジェンドのプロパティ(Format、Precision、Range、Color Scheme、Positionなど)を編集します。
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または、グラフィックスレジェンドのコンテキストメニューを使用して、レジェンドのプロパティの一部を変更します。
これにより、リンクしているレジェンドエンティティが自動的に更新されます。
注:- FormatとPrecisionは数値レジェンドのみでサポートされます。
- Rangeはautomaticまたはuser-definedに設定できます。
- automaticに設定した場合、レジェンドの値は編集不可になり、リンク先のプロット定義から直接取得されます。user-definedの場合、値テーブルを使用するか、グラフィックスレジェンドの値を直接クリックすることで、値を変更できます。
- 現在のグラフィックスレジェンドの制限により、特定の値入力は受け付けられません。このため、値は厳密に降順または昇順で入力することをお勧めします。
- カスタム値を入力し、レベル数が変更された場合、値はリセットされます。このため、先にレベル数を設定してから、値を入力することをお勧めします。
- Color Schemeは、Divergent、Rainbow、またはUser-definedに設定できます。User-definedの場合、グラフィックスレジェンドの色を直接クリックすることで、任意のレベルの色を変更できます。
- 既存のプロットは、Resultsブラウザのプロットアイコンを使って表示またはクリアすることもできます。
- 表示されているプロットの定義を編集すると、グラフィックスが自動的に更新されます。大きなモデルの場合、プロットを表示しない方が、プロット定義の編集が速くなることがあります。
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レジェンドを割り当てるには、次の手順を実行します:
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Resultsブラウザでプロット定義をクリックしてエンティティエディターにアクセスするか、Contour / Vector / Tensorツールを開いて、ガイドバーのドロップダウンメニューからプロット定義を選択し、
をクリックします。
- Custom Legendを選択します。
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Legendsを選択し、IntelliSearchまたはAdvanced Selectionダイアログを使用して、既存のレジェンドの中から選択します。
このリストには同じconfigのレジェンドのみが表示されます。
- レジェンドを削除してデフォルトのレジェンドに戻すには、Custom Legendをクリアします。
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Resultsブラウザでプロット定義をクリックしてエンティティエディターにアクセスするか、Contour / Vector / Tensorツールを開いて、ガイドバーのドロップダウンメニューからプロット定義を選択し、