結果ファイルのインポート

解析結果ファイルをインポートして、プロットやクエリ結果などを作成します。

結果をインポートする前に、モデルを開くか、ソルバーデックをインポートします。

現在サポートされているソルバー関連の拡張子は以下の通りです:

  • OptiStruct (h3d, op2, hdf5, h5)
  • Nastran (xdb, op2, hdf5, h5)
  • Abaqus (odb)
  • ANSYS (rst)

他のすべてのソルバープロファイルでは、Post]リボンからContour、Vector、Deformed、およびTransient ワークフローのパネルが表示されます。これらは*.resファイルが利用可能かどうかに依存します。

新しい結果ファイルをインポートするには、次のいずれかの操作を実行します:

  • File > Import > Resultsを選択します。
  • PostリボンのResultsツールグループから、Importツールをクリックします。


    図 1.

次に、ファイルの種類を選択します:

Solver Result Files (一般)
ソルバーの出力ファイルをHyperMeshに直接インポートして、最新のポスト処理ツールを使用します。
Batch Import
Load combinationファイル(*.csv)を使用して、ファイル / リソースと関連するサブケースおよびシミュレーションステップをインポートし、結果エンティティを生成することができます。
また、線形結合(重ね合わせ)やエンベロープで派生荷重ケースを作成することもできます。
Standard Import
以下の例のように、ファイルパスを参照し、サブケースとシミュレーション(ステップ)IDを適切な列に指定します。


図 2.
各サブケースとシミュレーションの組み合わせは、CSVファイルの項目/行になります。
CSVファイルへの参照は、新しく作成された結果エンティティのデータ名として表示されます。


図 3.
Linear Combination
線形の重ね合わせは、以下の例のようにCSVで定義することができます。


図 4.
定義を正しく設定するためには、以下の項目を理解することが重要です:
  1. 新しく作成された荷重ステップが属する、いわゆる仮想リソースの追加
  2. サブケースとシミュレーションステップのID(アプリケーションで使用されます)
  3. 導出された荷重ケースタイプ(この場合はlinearcombination)
  4. 線形重ね合わせに使用する係数
  5. 派生する特定の項目を識別するためのフラグ"D"
Envelope
エンベロープの定義では、エンベロープの評価基準として使用するデータ設定を設定する必要があることを除けば、基本的に線形重ね合わせと同じ設定ルールに従います。


図 5.
HyperMesh Result Files
HyperMesh 結果ファイル(.res)は、パネル機能を使ってポスト処理のためにインポートすることができます。