/EOS/TABULATED

ブロックフォーマットキーワード 表形式の状態方程式 P=A(µ)+B(µ)E を記述します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
/EOS/IDEAL-GAS/mat_ID/unit_ID
eos_title
fct_IDA   XscaleA FscaleA    
fct_IDB   XscaleB FscaleB    
E0 Psh      

定義

フィールド 内容 SI単位の例
mat_ID 材料識別子

(整数、最大10桁)

 
unit_ID (オプション)単位の識別子。

(整数、最大10桁)

 
eos_title 状態方程式のタイトル

(文字、最大100文字)

 
fct_IDA 関数Aの関数識別子

デフォルト = 0(整数)

 
XscaleA 関数A( μ )の横軸のスケールファクター

デフォルト = 1.0(実数)

 
FscaleA 関数A( μ )の縦軸のスケールファクター

デフォルト = 1.0(実数)

[Pa]
fct_IDB 初期圧力

(実数)

 
XscaleB 関数B( μ )の横軸のスケールファクター

デフォルト = 1.0(実数)

 
FscaleB 関数B( μ )の縦軸のスケールファクター

デフォルト = 1.0(実数)

 
E0 Eの初期値

(実数)

[Pa]
Psh 圧力シフト

(実数)

[Pa]

コメント

  1. 表形式の状態方程式は次の式で定義されます:(1)
    P=A(µ)+B(µ)E
    ここで、
    μ
    は次のように定義されます: µ=ρρ01
    E
    ρ0e (SI単位J/m3またはPa)です。
    A および B
    はユーザー定義の関数です。
  2. 次のようなオプションのスケールファクターが導入されています:(2)
    P=FscaleA.A(µXscaleA)+FscaleB.B(µXscaleB)E

    P(μ,E)=(γ1)(1+μ)E ここで、 γ=CpCv Cp および Cv は定数パラメータです。

    したがって、一定の関数の特殊なケースを定義する/EOS/IDEAL-GAS-VT(体積温度)を使用して、同じ状態方程式を作成することができます。(3)
    Cp(T)=γrγ1
  3. Radiossにより流体力学的圧力の計算に用いられ、右記の材料則と適合性のある状態方程式。
    • /MAT/LAW3 (HYDPLA)
    • /MAT/LAW4 (HYD_JCOOK)
    • /MAT/LAW6 (HYDROまたはHYD_VISC)
    • /MAT/LAW10 (DPRAG1)
    • /MAT/LAW12 (3D_COMP)
    • /MAT/LAW49 (STEINB)
    • /MAT/LAW102 (DPRAG2)
    • /MAT/LAW103 (HENSEL-SPITTEL)