/PROP/TYPE3 (BEAM)
ブロックフォーマットキーワード ねじり、曲げ、膜、または軸の各変形のビームプロパティを記述します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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/PROP/TYPE3/prop_ID/unit_IDまたは/PROP/BEAM/prop_ID/unit_ID | |||||||||
prop_title | |||||||||
Ismstr | |||||||||
dm | df | ||||||||
Area | IYY | IZZ | IXX | ||||||
Ishear |
定義
フィールド | 内容 | SI 単位の例 |
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prop_ID | プロパティの識別子 (整数、最大10桁) |
|
unit_ID | 単位識別子 (整数、最大10桁) |
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prop_title | プロパティのタイトル (文字、最大100文字) |
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Ismstr | 微小ひずみオプションフラグ
(整数) |
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dm | ビーム膜減衰 デフォルト = 0.00(実数) |
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df | ビーム曲げ減衰 デフォルト = 0.01(実数) |
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Area | 断面積 (実数) |
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IYY | 曲げの面積慣性モーメント (実数) |
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IZZ | 曲げの面積慣性モーメント (実数) |
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IXX | ねじれの面積慣性モーメント (実数) |
|
節点1と2の回転自由度コード(下記の詳細入力をご参照ください) (6つのブーリアン) |
||
Ishear | ビーム定式化フラグ
(整数) |
節点1と2の回転自由度入力フィールド
(1)-1 | (1)-2 | (1)-3 | (1)-4 | (1)-5 | (1)-6 | (1)-7 | (1)-8 | (1)-9 | (1)-10 |
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定義
フィールド | 内容 | SI 単位の例 |
---|---|---|
= 1 節点1のXの回転自由度を解放します (ブーリアン) |
||
= 1 節点1のYの回転自由度を解放します (ブーリアン) |
||
= 1 節点1のZの回転自由度を解放します (ブーリアン) |
||
= 1 節点2のXの回転自由度を解放します (ブーリアン) |
||
= 1 節点2のYの回転自由度を解放します (ブーリアン) |
||
= 1 節点2のZの回転自由度を解放します (ブーリアン) |
例(ビーム)
#RADIOSS STARTER
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/UNIT/2
unit for prop
g mm ms
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/PROP/BEAM/4/2
beam (bXh=10X10)
# Ismstr
0
# dm df
0 0
# Area Iyy Izz Ixx
100 833.33 833.33 1666.66
# Rot Ishear
000 000 0
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#ENDDATA
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
コメント
- Ismstr = 1の場合、微小ひずみ定式化は時間t=0からアクティブになります。これは、 が一定のため高速予備解析で使用できますが、結果の精度は保証されません。
- 材料則で指定したひずみと応力が工学ひずみと工学応力になります。時刻歴出力は工学ひずみと工学応力を返します。