圧力の適用
1Dまたは2D要素、あるいは、ソリッド要素のフェイスに荷重を適用し、圧力荷重を作成します。
多くのソルバーでは、圧力荷重は面積あたりの荷重として考慮されるため、与えた荷重量に適用された要素の面積を掛け、関連する節点に集中荷重として与えます。
圧力はload config 4で、終端にPの文字のついたベクトルとして表示されます。
ここでは、要素を選択して圧力の適用領域を指定することができます。また、圧力の向き、荷重量、更に表示される矢印のサイズを選択することができます。ソリッド要素のフェイス、またはプレート要素のエッジに圧力を適用することも可能です。
プレート要素の場合、圧力は要素法線の正の方向に沿って適用されます。正しい向きを把握するには、Normalsツールを使用してください。プレート要素のフェイスに圧力を適用する場合、nodes on faceオプションは必要ありません。プレート要素のエッジに圧力を適用する場合、圧力を適用するプレート要素内の3エッジまたは4エッジを指定するのにnodes on edgeオプションが必要になります。ソリッド要素の場合、圧力を適用するフェイスを指定するのにnodes on faceオプションが必要になります。
Equationの指定によって、集中荷重、モーメント、荷重、温度、流束などを、適用するエンティティの座標値によって変化する荷重量を定義できます。このような荷重の例としては、適用点からの距離によって変化する温度の適用や内部の流体の高さによって変わるコンテナの壁にかかる圧力などが考えられます。

図 3. 平面と集中荷重を適用するための線形関数 magnitude = 20 – (5*x+2*y):. X-Y平面に平行で、原点が中心である20 x 20の平らな平面。

図 4. 平面と多項式関数 Magnitude = x^2-2y^2+x*y+x+y. X-Y平面に平行で、原点が中心である20 x 20の平らな平面。

図 5. 曲面サーフェスへの圧力荷重 多項式関数 Magnitude = -((x^2+2*y^2+z)/1000). 圧力荷重は、円筒座標系(要素の上部エッジ付近に表示)に基づいて適用。