要素コンフィグの変更

既存要素のコンフィグレーションを変更します。

モデルの要素コンフィギュレーションを修正したい場合は、この ツールを使用します。例えば、プレートの初期コンフィギュレーションが与えられた四角形要素の一部分を含むモデルがありながら、その部分がビーム挙動によって最もよく表わされるような場合、コンフィギュレーションをプレートからビームに変更することが可能です。

Config Edit ツールのもう1つの便利な用途として、このオプションをプロット要素(ギャップ要素に似ているが要素プロパティを有していない)作成機能と組み合わせることができます。一例として、それぞれに1000個の要素を含んだ2つのプレーンから成る複雑な構造を作成した場合が挙げられます。モデルの作成後、その2つのプレーン間に1000個のギャップ要素を追加する必要が出た際、すべての節点間にプロット要素を作成するのにlinear 1Dを使用できます。プロット要素作成後、コンフィギュレーションをギャップ要素の設定に変更することにより、それらプロット要素をギャップ要素に変更することができます。更に、ギャップ要素にギャップ要素プロパティを割り当て、モデルを実行します。この方法により、1つ1つギャップ要素を作成する必要がなくなります。

  1. Topologyリボンで、Editツールセットの横の矢印をクリックし、ドロップダウンメニューからChange Element Configを選択します。
  2. 2番目のドロップダウンから新しい設定タイプを選択します。
  3. コンフィギュレーションを変更する要素を選択します。
    どの"タイプ"がアクティブであるかによって、選択がフィルタリングされます。例えば、"type"メニューが3D-Tetra10に設定されている場合、3D要素しか選ぶことができません。基本的に、このツールでは、選択した要素よりも多くの節点を持つコンフィグに変更することはできません。
  4. ガイドバーで、下記のオプションのいずれか1つをクリックします:
    • - 適用し、ツールを開いたままにする
    • - 適用し、ツールを閉じる
注:
  • 要素コンフィギュレーションを変更する際、要素と共に保存されている値はゼロに設定されます。これらの値は、それぞれ該当するツールで更新することができます。
  • コンフィギュレーションを変更する際、旧要素上の節点の順序は新しい要素上で維持されます。
  • RBE3要素は剛体リンク要素に、剛体リンク要素はRBE3に変換できますが、その他の要素タイプをRBE3または剛体リンク要素に変換することはできません。