*DEFINE_FRICTION

LS-DYNA入力インターフェースキーワードコンポーネント間の摩擦テーブルを定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
*DEFINE_FRICTION
FRIC_ID FS_D FD_D DC_D VC_D      
パートまたはセットパートのペアごとに、定義済み摩擦に対して次の行を繰り返します。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
PID_I PID_J FS_IJ FD_IJ DC_IJ VC_IJ TYPE_I TYPE_J

定義

フィールド 内容 SI単位の例
FRIC_ID 摩擦テーブルID。

(整数)

 
FS_D デフォルトの静止摩擦係数。

(実数)

 
FD_D デフォルトの動摩擦係数。

(実数)

 
DC_D デフォルトの減衰摩擦係数。

(実数)

 
VC_D デフォルトの粘性摩擦係数。

(実数)

 
PID_I パートまたはセットパートのID。

(整数)

 
PID_J パートまたはセットパートのID。

(整数)

 
FS_IJ パートIとJの間の静止摩擦係数。

(実数)

 
FD_IJ パートIとJの間の動摩擦係数。

(実数)

 
DC_IJ パートIとJの間の減衰摩擦係数。

(実数)

 
VC_IJ パートIとJの間の粘性摩擦係数。

(実数)

 
TYPE_I PID_Iがパートセット番号の場合はPSETに設定します。
= 空白
PID_Iはパートです。
= PSET
PID_Iはパートのセットです。

(文字)

 
TYPE_J PID_Jがパートセット番号の場合はPSETに設定します。
= 空白
PID_Iはパートです。
= PSET
PID_Iはパートのセットです。

(文字)

 

コメント

  1. このキーワードは/FRICTIONにマップされます。
  2. このキーワードの最後にオプション“_TITLE”を追加することができます。“_TITLE”が含まれている場合、キーワード入力行の後に余分に80文字の長さの行が追加され、エンティティタイトルを定義できるようになります。