/LOAD/PRESSURE

ブロックフォーマットキーワード 3Dサーフェスについて、サーフェスへの圧力荷重を定義します。

注: この圧力荷重は、3D解析でのみ使用できます。

フォーマット

(1)	(2)	(3)	(4)	(5)	(6)
/LOAD/PRESSURE/`pload_ID`/`unit_ID`
`pload_title`
`surf_ID`	`Iload`	`sens_ID`	`Inorm`	`Dir`	`Skew_ID`
`fct_ID`_T		`Ascale`_x		`Fscale`_y

各接触インターフェースの行を追加（最大5行）

(1)	(2)	(3)	(4)	(5)	(6)	(7)	(8)	(9)	(10)
`Inter_ID`_i		`Gap_shift`

定義

フィールド	内容	SI単位の例
`pload_ID`	圧力荷重ブロック識別子（整数、最大10桁）
`unit_ID`	（オプション）単位の識別子。（整数、最大10桁）
`pload_title`	圧力荷重ブロックのタイトル（文字、最大100文字）
`surf_ID`	サーフェス識別子（整数）
`Iload`	荷重圧力の挙動 = 1（デフォルト）接触がない場合に圧力が適用されます。 = 2 接触がある場合に圧力が適用されます。（整数）
`sens_ID`	センサーの識別子 ≠ 0 圧力荷重はセンサーのアクティブ化後に加えられます（時間関数が適宜シフトされます）。（整数）
`Inorm`	適用される圧力方向： = 1（デフォルト）セグメントの法線方向 = 2 `Dir`で定義された方向 = 3 `Dir`で定義された方向で、セグメントの法線方向によってスケーリングされます。（整数）
`Dir`	圧力が適用される方向（`Inorm`=2、3の場合にのみ読み取られます）。 X 局所または全体座標系のX方向 Y 局所または全体座標系のY方向 Z 局所または全体座標系のZ方向（整数）
`Skew_ID`	圧力が適用される方向の局所座標系の識別子（`Inorm`=2、3の場合にのみ読み取られます）。 = 0 全体座標系を使用します。（整数）
`fct_ID`_T	時間関数の識別子（整数）
`Ascale`_x	横軸（時間）のスケールファクターデフォルト = 1.0（実数）
`Fscale`_y	縦軸のスケールファクターデフォルト = 1.0（実数）
`Inter_ID`_i	圧力荷重をアクティブ化するための接触インターフェースの識別子。最大5つのインターフェースを定義できます。（整数）
`Gap_shift`	接触検出のためのギャップシフトデフォルト = 0（実数）

圧力方向は次のように定義されます：
- Inorm=1の場合、正の圧力はセグメントの法線方向に作用します。 $n = N_{1} N_{3} \times N_{2} N_{4}$
  ここで、 $N_{1}$ 、 $N_{2}$ 、 $N_{3}$ 、 $N_{4}$ は、サーフェス定義内のセグメントの節点です。
- Inorm=2の場合、圧力は定義された方向に沿って適用されます。
- Inorm=3の場合、圧力は定義された方向に沿って適用され、セグメントの法線方向によってスケーリングされます。定義された方向に対して垂直なセグメント法線方向の圧力はなくなります。
横軸（時間）と縦軸（圧力）のスケーリングにはAscale_xとFscale_yが使用されます。
実際の圧力関数値は次のように計算されます：(1)
$F (t) = F s c a l e_{y} \cdot f_{T} \cdot (\frac{t}{A s c a l e_{x}})$

ここで、 $f_{T}$ はfct_ID_Tの関数です。
メインサーフェスとセカンダリサーフェスの間の距離が、接触ギャップとGap_shift値の合計以下の場合、接触が検出されます。
Iload=0の場合、surf_IDで定義されたファセットのうち、接触インターフェースInter_ID_i内にないファセットにのみ、圧力が適用されます。

図 1.
Iload=1の場合、surf_IDで定義されたファセットのうち、接触インターフェースInter_ID_i内にあるファセットにのみ、圧力が適用されます。

図 2.
セグメントに関連付けられているすべての要素を削除すると、圧力荷重が解除されます。

/LOAD/PRESSURE

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