/LOAD/CENTRI
ブロックフォーマットキーワード 定義された方向の周りのボディの回転速度に対応して節点のセット上に遠心力を付与します。
フォーマット
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/LOAD/CENTRI/load_ID/unit_ID | |||||||||
load_title | |||||||||
fct_IDT | Dir | frame_ID | sens_ID | grnod_ID | Ivar | Ascalex | Fscaley |
定義
フィールド | 内容 | SI 単位の例 |
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load_ID | 荷重の識別子 (整数、最大10桁) |
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unit_ID | 単位識別子。 (整数、最大10桁) |
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load_title | 荷重のタイトル (文字、最大100文字) |
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fct_IDT | 回転速度
対時間を与える時間関数の識別子 (整数) |
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Dir | 回転の方向 (入力はXX、YYまたはZZ) (テキスト) |
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frame_ID | フレーム識別子
(整数) |
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sens_ID | センサーの識別子 (整数) |
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grnod_ID | 荷重がかけられる節点グループ (整数) |
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Ivar | 時間に対する速度の変化を力の計算で無視するフラグ。
(整数) |
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Ascalex | 横軸のスケールファクター デフォルト = 1.0(実数) |
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Fscaley | 縦軸のスケールファクター デフォルト = 1.0(実数) |
コメント
- 力は、frame_ID = 0の場合には全体参照座標系の方向Dir、 frame_ID ≠ 0の場合にはフレームで定義された参照座標系の方向の周りのボディの回転速度に対応して計算されます。
- このオプションは運動条件ではありません (節点の速度は与えられません)。
- frame_ID = 0場合、力は節点の質量
と位置
で次のように計算されて与えられます:
(1) Ivar = 1ならば、
は考慮されません。(2) - frame_ID ≠ 0の場合、力は次のように計算されて節点に与えられます:
(3) ドライビング力:(4) コリオリ力:(5) 相対力:(6) Ivar = 1ならば、
は相対力を考慮しません。
(7) ここで、- R
- 全体参照座標系
- R'
- フレームよって定義される参照座標系
- A
- フレームの原点
- M
- 定義された節点のグループの点
- 全体参照座標系に対するフレームの回転速度
- 時間関数によって定義される回転速度