FBD Plot
Free Body Plotツールを使用して、フリーボディ断面のプロットを作成、編集および表示します。目的の節点における、1つまたは複数の要素の力とモーメントの平衡への寄与を計算します。
一連のフリーボディ断面における力とモーメント、または変位と回転のいずれかを表示します。
- 一連のフリーボディ断面の節点における変位と回転
- 一連のフリーボディ断面の力とモーメント:
- 各断面の合計として
- 各フリーボディ断面の節点に作用するフリーボディの力として
- 内力と与えられる力の寄与の確認
Plotワークフローを使用して、複数のFBD Plotエンティティ(アクティブになるのは一度に1つのみ)を作成できます。
- プロットは、現在の荷重ケースとステップに基づいており、ステータスバーやブラウザからレビューや更新が可能です。
- 既存のプロットは、Resultsブラウザのプロットアイコンを使って表示またはクリアすることもできます。
- 表示されているプロットの定義を編集すると、グラフィックスが自動的に更新されます。大きなモデルの場合、プロットを表示しない方が、プロット定義の編集が速くなることがあります。
- Plotツール内では、表示されるコンポーネントは凡例から制御できます(ステータスと色)。
座標系の変換
Analysis System
- 結果はファイルからグローバル座標系で抽出されます。
- 節点出力座標系は、現在のセッションから抽出されます。
- グローバル座標系から節点で割り当てられている出力座標系への変換が適用されます。
- 節点に新しい出力座標系を割り当て、実行時に使用された座標系に関係なくその出力座標系で結果をポスト処理するようになっています。
- 現在節点に割り当てられているセッション座標系が実行時に使用されたソルバーデックと一致する場合、解析座標系はソルバー実行の解析座標系と一致します。
Analysis Systemオプションは、Resultantプロットの場合は一般に意味を持ちません。出力座標系で合計ポイントがNode IDに設定されていても、結果は常にグローバル座標系に沿ってプロットされます。
断面座標系
- Z軸 = 平面法線
- Y軸 = (平面法線)^(方向ベクトル)
- X軸 = (Y軸)^(Z軸)
エンティティの定義および編集に使用されるマニピュレータは直交ベクトルを格納しているため、通常x軸はそのままOrientationと一致します。
結果ファイルからグローバル座標系で生の結果が抽出され、平面のローカル座標系に変換されます。
H3Dファイルに関する既知の制限事項
OptiStructのネイティブ*.h3dファイルには既知の制限事項があります。結果は常に節点の出力座標系でのX、Y、Z成分出力として*.h3dファイルに保存されますが、結果ファイルにはこの座標系の情報がありません。上記すべての変換は、生の結果を出力座標系かグローバル座標系のいずれかで提供できるリーダーに依存しています。したがって、さらに変換が適用される可能性もあります。
H3D結果を扱う際は、結果ファイルを生成したモデルと同じモデルを使用し、座標系の割り当てを変更しないことをお勧めします。この制限事項は、*.op2および*.hdf5ファイルには適用されません(モデル情報がファイルにも保存されている場合)。