/MAT/LAW49 (STEINB)
ブロックフォーマットキーワード 熱軟化を伴う弾塑性材料を定義します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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/MAT/LAW49/mat_ID/unit_IDまたは/MAT/STEINB/mat_ID/unit_ID | |||||||||
mat_title | |||||||||
E0 | |||||||||
n | |||||||||
T0 | Tm | Pmin | |||||||
b1 | b2 | h | f |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
---|---|---|
mat_ID | 材料識別子 (整数、最大10桁) |
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unit_ID | 単位識別子。 (整数、最大10桁) |
|
mat_title | 材料のタイトル (文字、最大100文字) |
|
初期密度 (実数) |
||
E.O.S(状態方程式)で使用される基準密度 デフォルト = (実数) |
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E0 | 初期ヤング率 (実数) |
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ポアソン比 (実数) |
||
塑性初期降伏応力 デフォルトなし(実数) |
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塑性硬化パラメータ デフォルトなし(実数) |
||
n | 塑性硬化指数 デフォルトなし(実数) |
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最大塑性ひずみ デフォルト = 1030(実数) |
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塑性最大応力 デフォルト = 1030(実数) |
||
T0 | 初期温度 デフォルト = 300(実数) |
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Tm | 溶融温度 (実数) |
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比熱 (実数) |
||
Pmin | 圧力のカットオフ デフォルト = 0.0(実数) |
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b1 | 材料則係数 デフォルトなし(実数) |
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b2 | 材料則係数 デフォルトなし(実数) |
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h | 材料則係数 デフォルトなし(実数) |
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f | 材料則係数 デフォルトなし(実数) |
例(アルミニウム)
#RADIOSS STARTER
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/UNIT/1
unit for mat
g cm mus
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#- 2. MATERIALS:
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/MAT/LAW49/1/1
Aluminum
# RHO_I RHO_0
2.73 0
# E0 nu
.734 .33
# sigma_0 beta n EPS_max SIGMA_max
.0029 125 .1 9 .0068
# T_0 Tmelt rhoC_p Pmin
300 1220 2.59E-5 -.005
# b1 b2 h f
6.5 6.5 6.2E-4 0
/EOS/GRUNEISEN/1/1
Aluminum
# C S1 S2 S3
.524 1.5 0 0
# GAMMA0 ALPHA E0 RHO_0
1.97 0 0 0
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#ENDDATA
/END
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
コメント
- 材料が融点に近づくと、降伏強さおよびせん断係数がゼロまで減少します。溶解エネルギーは、次のように定義されます:
(1) ここで、- 冷間圧縮エネルギー
- 一定と仮定される溶融温度
内部エネルギー が より小さい場合は、せん断係数および降伏強さは下記のように定義されます:(2) ここで、(3) (4) ここで、 は硬化則に従って定義されます:(5) であれば、(6) の値は以下のように制限されます:(7) - 状態方程式(/EOS)がこの材料を参照していない場合、圧力は下記のように計算されます:
(8) ここで、
- 1つの積分点で が に到達した場合、対応する積分点の偏差応力には永久に0が設定されますが、ソリッド要素は削除されません。