/MAT/LAW44 (COWPER)
ブロックフォーマットキーワード Cowper-Symonds材料則は、弾塑性材料をモデル化します。基本原理は標準のJohnson-Cookモデルと同じです。これら2つの材料則で異なるのは、流れの応力に対するひずみ速度効果の式のみです。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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/MAT/LAW44/mat_ID/unit_IDまたは/MAT/COWPER/mat_ID/unit_ID | |||||||||
mat_title | |||||||||
ρi | |||||||||
E | ν | ||||||||
a | b | n | Chard | σmax0 | |||||
c | p | ICC | Fsmooth | Fcut | VP | ||||
εmaxp | εt1 | εt2 |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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fct_IDy | Fscaley |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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mat_ID | 材料識別子 (整数、最大10桁) |
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unit_ID | 単位識別子。 (整数、最大10桁) |
|
mat_title | 材料のタイトル (文字、最大100文字) |
|
ρi | 初期密度 (実数) |
[kgm3] |
E | ヤング率 (実数) |
[Pa] |
ν | ポアソン比 (実数) |
|
a | 塑性降伏応力。 (実数) |
[Pa] |
b | 塑性硬化パラメータ。 (実数) |
[Pa] |
n | 塑性硬化指数。 デフォルト = 1.0(実数) |
|
Chard | 塑性等方性移動硬化係数
デフォルト = 0.0(実数) |
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σmax0 | 塑性最大応力 デフォルト = 1020(実数) |
[Pa] |
c | ひずみ速度係数。
(実数) |
[1s] |
p | ひずみ速度指数。 デフォルト = 1.0(実数) |
|
ICC | ひずみ速度計算フラグ 6
(整数) |
|
Fsmooth | ひずみ速度スムージングオプションフラグ。
(整数) |
|
Fcut | ひずみ速度フィルタリングのカットオフ周波数。 デフォルト = 1030(実数) |
[Hz] |
VP | 速度効果の定式化
(整数) |
|
εmaxp | 破壊塑性ひずみ。 デフォルト = 1020(実数) |
|
εt1 | 引張破壊ひずみ1 デフォルト = 1020(実数) |
|
εt2 | 引張破壊ひずみ2 デフォルト = 2x1020(実数) |
|
fct_IDy | 降伏応力関数識別子 (整数) |
|
Fscaley | fct_IDの縦軸(応力)のスケールファクターy デフォルト = 1.0(実数) |
[Pa] |
▸例(金属)
コメント
- 降伏応力は、3つの応力係数(a、
b
,、
n
)、または関数fct_IDy、あるいはその組み合わせで定義できます。この応力は、Cowper-Symondsひずみ速度係数でスケーリングされます。
- fct_IDyを定義していて、(> 0)、a=0およびVP = 1の場合:
(1) σ=fct_IDy*Fscaley+(a+bεpn)(˙εc)1p - fct_IDyを定義していて、(> 0)a > 0の場合:
(2) σ=fct_IDy*Fscaley*(1+(˙εc)1p) - fct_IDyを定義していない場合(= 0):
(3) σ=(a+bεpn)(1+(˙εc)1p)
ここで、- εp
- 塑性ひずみ。
- ˙ε
- VP =1の塑性ひずみ速度
- fct_IDyを定義していて、(> 0)、a=0およびVP = 1の場合:
- この材料則は、トラス要素、ビーム要素、シェル要素、ソリッド要素に適用できます。
- 降伏応力は、正である必要があります。
- 硬化指数nは、1未満でなければいけません。図 1.
- ひずみ速度のフィルタリングは、ひずみ速度のスムージングに使用されます(下記参照)。
- VP = 1の場合、デフォルトでひずみ速度フィルタリングが設定され、カットオフ周波数は時間ステップ値に従ってRadiossによって自動的に計算されます。FcutとFsmoothは無視されます。
- VP = 2または3の場合、および:
- Fsmooth = 0 + Fcut = 0.0の場合、ひずみ速度フィルタリングはオフ;
- Fsmooth = 1 + Fcut = 0.0の場合、ひずみ速度フィルタリングは、時間ステップ値に従ってRadiossによって自動的に計算されるカットオフ周波数を使用(VP = 1の場合と同様);
- Fcut ≠ 0の場合、Fsmoothは自動的に1に設定され、ひずみ速度フィルタリングは、ユーザーによって指定されたカットオフ周波数を使用。
- ICCは、材料の最大応力
σmax
に対するひずみ速度効果のフラグです:図 2.
σ=σy(1+(˙εc)1/p) σ=σy(1+(˙εc)1/p) σmax=σmax0(1+(˙εc)1/p) σmax=σmax0 -
εp
が1つの積分点で
εmaxp
に到達してから、要素タイプに基づく場合:
- トラス要素およびビーム要素:要素が削除されます。
- シェル要素:対応するシェル要素が削除されます。
- ソリッド要素:対応する積分点の偏差応力には永久に0が設定されますが、ソリッド要素は削除されません。
-
ε1>εt1
(
ε1
は最大主ひずみ)の場合、応力は下記の式に従って減少します:
(4) σn+1=σn(εt2−ε1εt2−εt1) - ε1>εt2 の場合、応力は0に減少します(ただし、要素は削除されません)。