AEROS
バルクデータエントリ 静的空力弾性の基本パラメータを定義します。
フォーマット
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AEROS | ACSID | RCSID | REFC | REFB | REFS | SYMXZ | SYMXY |
例
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AEROS | 13 | 11 | 3.0 | 20.0 | 1200.0 | 1 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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ACSID | 空力座標系のID。 デフォルト = 0(整数 ≥ 0) |
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RCSID | 剛体運動の基準座標系ID。 デフォルト = 0(整数 ≥ 0) |
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REFC | 基準翼弦長。 (実数 > 0.0) |
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REFB | 基準翼福。 (実数 > 0.0) |
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REFS | 基準翼面積。 (実数 > 0.0) |
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SYMXZ | 空力座標X-Z平面の対称キー。 AESYMXZケースコントロールエントリが指定されている場合、このフィールドは無視されます。
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SYMXY | 空力座標X-Y平面の対称キーを使用して、地面効果をシミュレートできます。 AESYMXYケースコントロールエントリが指定されている場合、このフィールドは無視されます。
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コメント
- 静的空力弾性モデルの場合、このエントリは必須です。単一のAEROSエントリのみが許可されます。
- ACSIDフィールドは、直交座標系である必要があります。流れは、正のX方向(T1)です。
- RCSIDフィールドは、直交座標系である必要があります。トリム変数を定義するすべてのAESTAT自由度は、この座標系内で定義されます。また、.trimファイルに出力される空力トリム係数および監視テーブルは、RCSIDに基づいて計算されます。
- REFBは、半翼幅モデルでも全翼幅である必要があります。
- REFSは、半翼幅モデルでは半分の翼面積である必要があります。