MKAERO2

バルクデータエントリ 非定常空力解析で、空力マトリックスの計算に使用されるマッハ数(M)と換算振動数(K)のペアの表を入力します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
MKAERO2 M1 K1 M2 K2 M3 K3 M4 K4  

この例では、3つの(Mi, Kj)ペアが空力マトリックスの計算に使用されます。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
MKAERO2 0.3 0.010 0.69 0.033 0.69 0.1      

定義

フィールド 内容 SI単位の例
Mi マッハ数の値。

デフォルトなし(実数 ≥ 0.0)

 
Kj 換算振動数の値。

デフォルトなし(実数 > 0.0)

 

コメント

  1. 空力マトリックスは、マッハ数と換算振動数のペア(Mi, Kj)の定義されたセットのみを使用して計算されます。これとは対照的に、MKAERO1では、表に含まれている(Mi, Kj)ペアの全組み合わせを使用して、空力マトリックスが計算されます。
  2. これらのペアのいずれかに空白が埋め込まれている場合、そのペアはスキップされます。
  3. MKAERO2の場合、継続行は許可されません。これに対して、MKAERO1では、継続行が許可されます。
  4. 複数のMKAERO2エントリが許可されます。
  5. このエントリは、フラッター解析でのみサポートされています。