CGASK6
バルクデータエントリ GASK6ソリッドガスケット要素の結合を定義します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CGASK6 | EID | PID | G1 | G2 | G3 | G4 | G5 | G6 | |
CORDM | CID |
例
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CGASK6 | 71 | 4 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
---|---|---|
EID | 固有の要素識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
|
PID | PGASKプロパティエントリの識別番号。 デフォルト = EID(整数 > 0) |
|
G# | 結合ポイントの節点識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
|
CORDM | 次のフィールドが材料座標系を参照することを示すフラグ。 | |
CID | 材料座標系の識別番号。 デフォルト = 0(整数 ≥ -1) |
コメント
- 節点G1、G2、G3はガスケット要素底面で連続した順序で与えられる必要があります。、G5、G6は上面で、G4の反対側はG1、G5の反対側はG2、G6の反対側はG3となります。
- 下面および上面にあるユーザー定義節点のナンバリングが上記の順序と逆の場合、時計回りのナンバリングになるように節点に再度番号が振られます。このために、節点G1を節点G3、節点G4をG6とそれぞれ交換します。このような場合、要素座標系は再度番号を振られた節点の順序に基づいて構築されます。
- CGASK6要素の要素座標系は以下の様に定義されます。
局所 3-方向 (デフォルトはガスケット材料の板厚方向) が要素の上面と下面の法線の単純平均として定義されます。局所 3-方向が定義された後、局所1-2 平面が続いて生成されます。
そして、局所1方向と2方向は以下のように定義されます。基準x-軸を局所1-2平面に投影し、デフォルトの局所1-方向とします。基準 x-軸が局所3-方向と0.1°以内の違いの場合、基準 z-軸が局所1-2平面に投影され、局所1-方向として設定されます。局所 2-方向は次に決められます。
- ガスケットの材料座標系はデフォルトでは要素座標系と同じです。PGASKエントリを使用して、ユーザー定義の座標系を表すように、この座標系を変更できます。
- HyperMeshでは、このカードはgask6要素として表されます。