MATT9OR
バルクデータエントリ MAT9ORエントリフィールドの温度依存材料特性を、 TABLEMkまたはTABLEGエントリを介して指定します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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MATT9OR | MID | T(E1) | T(E2) | T(E3) | T(NU12) | T(NU23) | T(NU31) | T(RHO) | |
T(G12) | T(G23) | T(G31) | T(A1) | T(A2) | T(A3) | T(GE) |
例
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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MATT9OR | 17 | 32 | 18 | 17 | |||||
12 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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MID | MAT9ORエントリの識別番号に対応する材料特性識別番号。 (整数 > 0) |
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T(Ei) | 方向iのヤング率に関するTABLEMkまたはTABLEGエントリの識別番号。 (整数 ≥ 0 または空白) |
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T(NUij) | ポアソン比に関するTABLEMkまたはTABLEGエントリの識別番号。 (整数 ≥ 0 または空白) |
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T(Gij) | 材料特性マトリックス内の項に関するTABLEMkまたはTABLEGエントリの識別番号。 (整数 ≥ 0 または空白) |
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T(RHO) | 質量密度に関するTABLEMkまたはTABLEGエントリの識別番号。 (整数 ≥ 0 または空白) |
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T(Ai) | 熱膨張係数に関するTABLEMkまたはTABLEGエントリの識別番号。 (整数 ≥ 0 または空白) |
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T(GE) | 減衰係数に関するTABLEMkまたはTABLEGエントリの識別番号。 (整数 ≥ 0 または空白) |
コメント
- このエントリのフィールド3、4…は、フィールド2によって参照されるMAT9ORエントリのフィールド3、4…と1対1で対応しています。MAT9エントリの特定のフィールドの値は、このエントリの対応するフィールドで参照されている表によって、置き換えられるか(TABLEM1またはTABLEGが使用されている場合)更新され(TABLEM2/3/4が使用されている場合)ます。上記の例では、G11はTABLEMj 32によって変更され、G14はTABLEMj 18によって変更されます。フィールドがゼロまたは空白の場合は、MAT9エントリのフィールドに温度依存がないことを意味します。
- MATT9エントリは、対応するMAT9カードの空白エントリを参照する場合があります。その場合、それらのエントリは対応するパラメータのデフォルト値に対して適用されます。
- 継続エントリはオプションです。
- 温度依存の材料挙動をアクティブにして、温度フィールド(TEMP、TEMPDのoption = SID、または熱解析サブケースのサブケースID)を定義するには、TEMPERATUREサブケース情報エントリ(type=MATERIAL)が必要です。
- TABLEM1またはTABLEGを使用すると、MAT9のそれぞれのフィールドがMATT9の表のデータによって置き換えられます。TABLEM2/3/4を使用すると、MAT9のそれぞれのフィールドが表のデータによって更新されます。
- 各節点で異なる温度を持つ要素の温度依存材料テーブル検索では、要素の全節点の平均温度が、その特定の要素のテーブル検索のための基準温度として考慮されます。
- HyperMeshでは、このカードは材料として表されます。