SPLINE1
バルクデータエントリ 空力ポイントの規則的な配列によって定義された空力形状での空力弾性問題の運動と力を補間するためのサーフェススプラインを定義します。
フォーマット
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SPLINE1 | EID | CAERO | BOX1 | BOX2 | SETG | DZ | METH | USAGE |
例
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SPLINE1 | 56 | 33 | 12 | 13 | 11 | 0.0 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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EID | 固有のスプライン識別番号。 (整数 > 0) |
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CAERO | スプラインの平面を定義する空力要素(CAEROiエントリID)。 (整数 > 0) |
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BOX1, BOX2 | このスプラインを使用して補間される運動を伴う最初と最後のボックス。 1 (整数 > 0。BOX2 > BOX1) |
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SETG | このスプラインの結合先となる構造節点をリストするSETiエントリを参照します。 (整数 > 0) |
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DZ | 線形結合柔軟度。 デフォルト = 0.0(実数 ≥ 0.0) |
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METH | スプラインフィッティング方法。
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USAGE | スプライン使用フラグ。 3
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コメント
- 補間されるポイント(kセット)は空力ボックスによって定義されます。図 1 は、BOX1 = 326かつBOX2 = 333の場合、 が補間されるセルを示します。
- 補間のスムージングには、結合柔軟度(面積の単位)が使用されます。DZ = 0.0の場合、スプラインはすべての歪んだ節点を通過します。DZの値がスプライン面積よりはるかに大きい場合は、最小二乗平面フィッティングが適用されます。中間値によってスムージングが実現されます。
- USAGEフィールドでは、このエントリで定義された特定のスプライン補間が、力変換と変位変換の両方に使用されることを指定できます。現在、BOTHオプションのみがUSAGEフィールドでサポートされています。
- SPLINE1のEIDは、すべてのSPLINEiエントリを含めた中で固有である必要があります。