SET

バルクデータエントリ 他の入力定義から参照するグリッド、要素、設計変数、MBDエンティティ、モード番号、周波数、または時間のセットを定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
SET SID TYPE SUBTYPE/

OPERATOR

SUBSYS          
  ID1/

MODE1/

REAL1/

NAME1/

SID1/

X1/

G1/

ALL

ID2/

MODE2/

REAL2/

NAME2/p/

Y1

ID3/

MODE3/

REAL3/

NAME3/

SID3/

Z1

ID4/

MODE4/

REAL4/

NAME4/

SID4/

X2/

G2

ID5/

MODE5/

REAL5/

NAME5/

SID5/

Y2

ID6/

MODE6/

REAL6/

NAME6/

SID6/

Z2

ID7/

MODE7/

REAL7/

NAME7/

SID7

ID8/

MODE8/

REAL8/

NAME8/

SID8

 
  ID9/

MODE9/

REAL9/

NAME9/

SID9

etc. etc. etc. etc. etc. etc. etc.  
  etc. etc.              

ID範囲の代替フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
SET SID TYPE SUBTYPE            
  ID1 THRU ID2 EXCEPT ID3 ID4 ID5 ID6  
  ID7 etc. ENDTHRU            
  etc.                

例1

次のセットには、グリッドの1、17、22、23、29、33、35、48、88、93、および102が含まれています。このセットは単純なIDリストを使用して定義されます(これらのGRIDカードがバルクデータ内に存在することを前提とします)。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
SET 56 GRID LIST            
  88 93 17 1 23 29 35 48  
  33 102 22            

例2

次のセットには、要素の11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、33、34、34、35、36、37、38、41、42、43、44、45、94、95、96、97、98、99、106、107、108、109、110、111、120、121、および125が含まれています。このセットは、IDの範囲とリストの組み合わせを使用して定義されます。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
SET 56 ELEM LIST            
  11 THRU 22            
  33 THRU 45 EXCEPT 39 40      
  94 THRU 111 EXCEPT 100 101 102 103  
  104 105 ENDTHRU            
  120 121 125            

例3

次のセットには、セットの29、30、または31内の任意の要素が含まれています。このセットは、ブーリアンセットとして定義されます。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
SET 50 ELEM OR            
  29 30 31            

例4

次のセットは、GRID/成分リストを定義します。PFMODEによる使用が想定されています。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
SET 11 GRIDC              
  12 T1 15 R2 128 T3      

例5

次のセットは、文字列のリストを定義します。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
SET 11 LABEL              
  LABEL1 LABEL2 TOP UPPER LOWER LEFT      

例6

次のセットは、特定のプロパティを持つすべての要素のリストを定義します。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
SET 11 ELEM PROP EXCEPT PHSELL        
  1 12 15 thru 128 555      

例7

以下のセットはPLOTEL上の節点全てを出力します。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
SET ID GRID ELTYPE            
  PLOTEL                

定義

フィールド 内容 SI単位の例
SID 固有のセット識別。 1
整数
セットのの識別番号を指定。
<文字列>
セットのユーザー定義の文字列ラベルを指定。 2

デフォルトなし(整数 > 0、または<文字列>)

 
TYPE セットを構成するエンティティのタイプを指定します。 3
GRID
ELEM
RIGID
GRIDC
DESVAR
MODE
FREQ
TIME
LABEL
PLY
SUBSYS 12

デフォルト値はありません。

 
SUBTYPE セットの定義方法を指定します。 3
LIST(デフォルト)
BBOX
PROP
MAT
ELTYPE
ELEM
DMIG
 
SUBSYS サブシステムベースの結果を得るサブシステムを定義するキーワード。 12

このオプションは、サブシステムごとに、そのサブシステムのみの結果を含む個別の結果ファイルを作成します。この機能は、要素ベースセット(TYPE = ELEM)でのみサポートされています。

 
OPERATOR ブーリアンセットの定義でサポートされる演算子。 5 6 7
OR
AND
NOT
MINUS

デフォルト値はありません。

 
ID# IDリスト。TYPESUBTYPEの特定の組み合わせに対してのみ有効です。IDが対応するエンティティはセットのTYPESUBTYPEに依存します。 3

ID範囲は、IDリストと組み合わせて使用できます。キーワードのEXCEPTTHRUはID範囲の定義に使用されます。キーワードENDTHRUは、ID範囲の終りを識別し、次に続くリストの先頭の値が1つ前の範囲内に収まっている場合に必要です。

EXCEPTに続くIDリストは、昇順に並べる必要があり、1つ前の範囲内に収まっている必要があります。

デフォルトなし(整数 > 0)

 
MODE# モード番号リスト。TYPEMODEの場合のみ有効です。 3

モード番号範囲は、モード番号リストと組み合わせて使用できます。ID範囲と同じルールが適用されます。

デフォルトなし(整数 ≥ 0) 11

 
REAL# 実数値リスト。TYPEFREQまたはTIMEの場合のみ有効です。 3

デフォルトなし(実数)

 
NAME# キーワードリスト。TYPESUBTYPEの特定の組み合わせに対してのみ有効です。

キーワードEXCEPTは、キーワードリスト内の最初のエントリとしてのみ許可されます。

デフォルト = Undefined 3

 
SID# 別のSET定義の識別番号。ブーリアンセットの定義で使用されます。SUBTYPE/OPERATORフィールドでOPERATORが定義されている場合のみ有効です。 5 6 7 8

デフォルトなし(整数 > 0または<PartName.number>)

 
X1, Y1, Z1, X2, Y2, Z2 直方体における2つの対角のX、Y、およびZ座標。SUBTYPEBBOXの場合のみ有効です。 3

デフォルトなし(実数)

 
G1, G2 グリッドID(G1G2)を(X1, Y1, Z1)、(X2, Y2, Z2)データの代わりに使用できます(上のフィールド説明をご参照ください)。、G2は基準座標系で定義する必要があります(GRIDエントリのCPフィールドは空白にする必要があります)。  
ALL 適切なエンティティタイプのすべてのIDをセット内に含めることを示す、IDリストに対して使用されるキーワード。

IDリストの最初のフィールドにのみ有効です。

キーワードEXCEPTが次に続く場合があります(下記参照)。

 
THRU 前のIDと後続のID間のすべてのIDがセットに含まれることを示す、ID範囲に対して使用されるキーワード。

範囲の定義には、以下の形式で例外のリストを含めることができます。

N1 THRU N2 EXCEPT N3 N4 ... ENDTHRU

ここで、N1 ≤ N3 < N4...< N2;  N1 < N2

 
EXCEPT 後続のIDまたはキーワードがセットから除外されることを示す、ID範囲およびキーワードリストに対して使用されるキーワード。

キーワードリストの最初のフィールドにのみ有効です。

IDリストの最初のエントリとしてALLが指定されていれば、2つ目のエントリとしてEXCEPTを指定することができます。この場合、後続のすべてのIDは、定義されたTYPEALLエンティティのセットから除外されます。

 
ENDTHRU 除外IDリスト定義の終わりを示す、EXCEPTの後に使用されるオプションのキーワード。  

コメント

  1. SIDは、他のすべてのSET定義を含めた中で(タイプにかかわらず)固有である必要があります。また、すべてのSURFエントリと従来のすべてのSET/PSET入出力オプション定義に対しても固有である必要があります。
  2. 文字列ベースのラベルは、他のカードにより参照される際などに、セットの視認をより迅速にします。(たとえば、SPCGSETIDフィールド)。詳細については、Bulk Data Input File内の文字列ラベルベースの入力ファイルをご参照ください。
  3. 下の表は、サブタイプの組み合わせとそれらが有効なセットTYPEを示しています。
    TYPE SUBTYPE 内容
    GRID LISTまたは未定義 これは、グリッドIDの単純なリストとして、または、グリッドIDの範囲とグリッドIDのリストの組み合わせとして定義されたグリッドのセット(構造グリッド(GRID)またはスカラーポイント(SPOINT))です。
    BBOX これは、境界ボックスによって定義されたグリッドのセットです。フィールドX1Y1Z1は1つの角の座標を示し、X2Y2Z2は直方体の対角の座標を示します。この直方体内にあるすべてのグリッドがセットに含まれます。

    境界ボックスも(X1Y1Z1)の代わりにG1、(X2Y2Z2)の代わりにG2を使用してそれぞれ定義できます。

    ELEM これは、リストされた要素に属する構造節点(GRID)のセットです。
    DMIG これはリストされたDMIGに属する節点のセットです。DMIGは、名前(NAME#フィールド内)別に、またはフラグALLを使用して(この場合はすべてのDMIGの節点が選択される)リストできます。
    ELEM LISTまたは未定義 これは、要素IDの単純なリストとして、または、要素IDの範囲と要素IDのリストの組み合わせとして定義された要素のセットです。
    BBOX これは、境界ボックスによって定義された要素のセットです。フィールドX1Y1Z1は1つの角の座標を示し、X2Y2Z2は直方体の対角の座標を示します。中心位置がこの直方体内にあるすべての要素がセットに含まれます。

    境界ボックスも(X1Y1Z1)の代わりにG1、(X2Y2Z2)の代わりにG2を使用してそれぞれ定義できます。

    PROP これは、以下の方法のいずれかで定義された要素のセットです。
    1. プロパティIDのリストを介した、または、プロパティIDの範囲とプロパティIDのリストの組み合わせを介した定義。複数のプロパティのIDが同じである場合(PBARのように)、それらはすべて考慮されます。選択されたプロパティを参照しているすべての要素がセットに含まれます。
    2. プロパティタイプのリストを通した定義。リストされたタイプのプロパティ(PBARPCOMPPSHELLなど)を参照するすべての要素がセットに含まれます。
    3. 除外プロパティタイプのリストを介した定義。キーワードEXCEPTに続いてリストされたタイプのプロパティを参照している要素を除外したすべての要素がセットに含まれます。
    4. プロパティタイプのリストまたは除外プロパティタイプのリストの後に、プロパティIDの範囲とプロパティIDのリストの組み合わせが続くことがあります。両方の要件(タイプおよびID)を満たすプロパティを参照しているすべての要素が、セットに含まれるか、セットから受け入れられます。
    MAT これは、材料IDのリストを介して、または、材料IDの範囲と材料IDのリストの組み合わせを介して定義された要素のセットです。選択された材料を参照しているプロパティをさらに参照しているすべての要素がセットに含まれます。
    ELTYPE これは、以下の方法のいずれかで定義された要素のセットです。
    1. 要素タイプのリストを介した定義。リストされたタイプ(CQUAD4CHEXACBEAMなど)のすべての要素がセットに含まれます。
    2. 除外要素タイプのリストを介した定義。キーワードEXCEPTに続いてリストされたタイプの要素を除外したすべての要素がセットに含まれます。
    3. すべての有効な要素タイプに加えて、以下の要素タイプの分類を使用できます。
      SOLID
      構造プロパティ定義を参照しているCTETRACPYRACPENTA、およびCHEXA要素用。
      FLAT
      CQUAD4CQUAD8CTRIA3、およびCTRIA6要素用。
      シェル
      ゼロ以外のMID2を持つプロパティを参照しているFLAT要素用。
      MEMBRANE
      ゼロのMID2を持つプロパティを参照しているFLAT要素用。
      ビーム
      CBAR要素とCBEAM要素用。
      ROD
      CONROD要素とCROD要素用。
      FLUID
      流体プロパティ定義を参照しているCTETRACPYRACPENTA、およびCHEXA要素用。
      BUSH
      CBUSH要素とCBUSH1D要素用。
      CELAS
      CELAS1CELAS2CELAS3、およびCELAS4要素用。
      SPRING
      CBUSHCBUSH1DCELAS1CELAS2CELAS3CELAS4要素用。
      CONM
      CONM1要素とCONM2要素用。
      CMASS
      CMASS1CMASS2CMASS3、およびCMASS4要素用。
      MASS
      CONM1CONM2CMASS1CMASS2CMASS3CMASS4要素用。
    剛体要素用 (RRODRBARRBE1、RBE2 と RBE3)。下のRIGIDをご参照ください。
    DMIG これはリストされたDMIGに属する要素のセットです。DMIGは、名前(NAME#フィールド内)別に、またはフラグALLを使用して(この場合はすべてのDMIGの要素が選択される)リストできます。
    RIGID LISTまたは未定義 これは、剛体要素IDの単純なリストとして、または、剛体要素IDの範囲と剛体要素IDのリストの組み合わせとして定義された剛体要素のセットです。
    GRIDC LISTまたは未定義 これは、GRID/成分ペアのセットです。
    DESVAR LISTまたは未定義 これは、設計変数IDの単純なリストとして、または、設計変数IDの範囲と設計変数IDのリストの組み合わせとして定義された設計変数のセットです。
    MODE LISTまたは未定義 これは、モード番号の単純なリストとして、または、モード番号の範囲とモード番号のリストの組み合わせとして定義されたモード番号のセットです。

    RANDPSバルクデータエントリIDのリストを参照することもできます。RANDOMサブケースエントリはこのようなSETバルクデータエントリを参照できます。

    FREQ LISTまたは未定義 これは、単なる実数値のリストとして定義された周波数を表す実数値のセットです。
    TIME LISTまたは未定義 これは、単なる実数値のリストとして定義された時間を表す実数値のセットです。
    LABEL LISTまたは未定義 任意のラベルのリスト。各ラベルは、先頭を文字にし、文字または数字のみで構成する必要があります。
    PLY LISTまたは未定義 これは、PLYまたはPCOMPGデータエントリで定義されたプライIDのセットです。
  4. IDを使用したSET定義は存在しないエンティティを参照できます。ただし、実際のSETには、構造内に存在するグリッドまたは要素のみが含まれます。
  5. ブーリアン演算子のORANDNOT、およびMINUSSETの組み合わせとして認識されます。
    演算子
    説明
    OR
    エンティティが、少なくとも1つの構成セットに含まれていれば、SETに含まれます。ORは、さまざまなSETからアイテムを組み合わせることでSETを拡張するために使用されます(たとえば、エンティティがSET1SET2、またはSET3などのいずれかに存在する場合、そのエンティティはSETに含まれます)。以下の例では、SETの1と2に対してOR演算子が機能しています。


    図 1.
    AND
    エンティティが、リストされたすべてのセットに含まれていれば、SETに含まれます。ANDは、SETを一般的に小さいサブセットに限定するために使用されます(たとえば、エンティティがSET1SET2SET3などのすべてに存在する場合、そのエンティティはSETに含まれます)。以下の例では、SETの1と2に対してAND演算子が機能しています。


    図 2.
    NOT
    エンティティが、リストされたセットに含まれていない場合、そのエンティティはSETに含まれます。(たとえば、エンティティがSET1に含まれていない場合、そのエンティティはSETに含まれます)。以下の例では、SETの1に対してNOT演算子が機能しています。


    図 3.
    注: NOT演算子に対して1つのセットのみリストできます。
    MINUS
    エンティティが、最初のセットに含まれているものの、2つ目のセットに含まれていなければ、SETに含まれます。以下の例では、SETの1に対してMINUS演算子が機能しています。


    図 4.
    注: この演算子が使用されている場合は、2つのセットのみリストできます。
  6. ブーリアンSET定義は、リストされたすべてのセットが同じTYPEの場合にのみ使用できます。
  7. ブーリアンSET定義は、他のブールセットを参照できますが、循環参照は避ける必要があります。ブーリアンSETは、GRIDELEM、またはRIGIDセットタイプに対してのみ定義できます。
  8. 特定のパート内でサポートされているローカルエントリは、モデル内のSETエントリの“完全修飾参照”を使用することで参照できます。完全修飾参照(PartName.number)は数値参照のフォーマットと類似しています。PartNameは、参照されるローカルエントリを含むパートの名前です(パート名はモデル内のBEGINバルクデータエントリで定義します)。numberは、パートPartName内で参照されるローカルエントリの識別番号です。完全修飾参照の使用の詳細については、ユーザーズガイドパートとインスタンスをご参照ください。

    SETバルクデータエントリをグローバルパート内で使用することで、さまざまなパート内で定義されたSETを参照できます。こうしたグローバルパート内のSETエントリは、ブーリアン演算子(OPERATORフィールド)が使用されている場合のみ、パート固有のSETデータへの完全修飾参照を含むことができます。例:

    パートAに次の SETエントリが存在する場合:
    BEGIN, FEMODEL, A
    SET, 29, ELEM, LIST
         15 THRU 30
    ...END, FEMODEL, A
    グローバルパートG内のSETの29を参照します:
    BEGIN, FEMODEL, G
    SET, 78, ELEM, OR
         A.29
    ...
    END, FEMODEL, G
  9. ELISTSETSURFの別形式ですが、ELISTNastranとの適合性をもたらすためだけに与えられています。ELISTの代わりにSURF/SETを使用することを推奨します。また、
    • SURFおよびSETエントリとELISTエントリは減衰要素の定義に組み合わせることはできません。
    • ELISTエントリは内部的にSETエントリに変換されます。ELISTが少なくとも1つのMFLUIDエントリで参照される場合は、モデル内のすべてのMFLUIDエントリがELIST エントリを参照する必要があります。そのような場合には、MFLUIDエントリが特定のセット識別番号(<SID>)を参照して、モデル内の対応するELIST,<SID>なしでWSURF1/WSURF2フィールドを定義すると、OptiStructではSET/SURF,<SID>が検索されません。
  10. K2GGM2GGK42GGB2GGK22GGSUBM2GGSUB、およびB2GGSUBでは、ラベルのSETを参照できます。これらのエントリごとに参照できるセットは1つのみですが、このような複数のエントリがサポートされています。
  11. 周期対称解析では、TYPE = MODESETを使用して、HARMONICS入出力オプションエントリのSETを参照することによって解析の高調波指数を指定したり、NOUTPUT入出力オプションエントリのSETを参照することによってセグメントインデックスを指定したりできます(各モード番号が高調波指数またはセグメントインデックスに対応します)。モード番号の0は、周期対称解析のHARMONICSでのみ意味を持ちます。
  12. サブシステムベースの出力は、モデルの個々の部分について結果が必要な場合に使用します。
    • 現在サポートされているのはH3Dフォーマットのみです。これは通常の.h3dファイルでのみ使用可能で、_impl.h3dでは使用できません。各サブシステムの結果は、<model_name>#.h3d#は サブシステムID)に出力されます。
    • このオプションは、出力要求とともに使用する必要があります。
    • TYPE = SUBSYSの場合、SUBTYPE = LISTのみが指定可能です。
    さまざまな使い方は以下の通りです:
    DISP(SUBSYS=101) = ALL
    STRESS(SUBSYS=102) = ALL
    STRAIN(SUBSYS=103) = ALL
    ELFORCE(SUBSYS=104) = ALL
    ESE(SUBSYS=1001) = ALL   
    ...
    BEGIN BULK
    
    $ 1) As an individual subsystem
    $--1---><---2--><---3--><---4--><--5---><--6---><---7--><--8---><---9-->
    SET          101    ELEM    LIST  SUBSYS
    +              7       9      11      12     13      14
    SET          102    ELEM    PROP  SUBSYS
    +             11
    SET          103    ELEM     MAT  SUBSYS
    +              1       2                  
    SET          104    ELEM  ELTYPE  SUBSYS
    +         CQUAD4
    
    $ 2) As a combination of multiple small subsystems
    $ Here, subsystem 201 is an union of element sets 101, 102, 103 and 104
    $--1---><---2--><---3--><---4--><--5---><--6---><---7--><--8---><---9-->
    SET          201    ELEM      OR  SUBSYS
    +            101     102     103     104
    
    $ 3) As a list of many subsystems
    $--1---><---2--><---3--><---4--><--5---><--6---><---7--><--8---><---9-->
    SET         1001  SUBSYS    LIST 
    +            101     102     103     104     201
    	...
  13. HyperMeshでは、このカードはセットとして表されます。