MATT2PT
バルクデータエントリ 誘電体材料のTABLEM1-4またはTABLEGバルクデータエントリを介して、温度依存の異方性誘電率を定義します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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MATT2PT | MID | T( ) | T( ) | T( ) | T(DAMP) |
例
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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MATT2PT | 1 | 1001 | 1002 | 1003 | 1004 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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MID | 材料特性の識別番号。 MAT2PTバルクデータエントリ上の識別番号と一致する必要があります。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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T( ) | X方向に沿った温度依存の圧電誘電率を定義するTABLEM1-4またはTABLEGバルクデータエントリの識別番号。 デフォルト = 空白(整数 > 0) |
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T( ) | Y方向に沿った温度依存の圧電誘電率を定義するTABLEM1-4またはTABLEGバルクデータエントリの識別番号。 デフォルト = 空白(整数 > 0) |
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T( ) | Z方向に沿った温度依存の圧電誘電率を定義するTABLEM1-4またはTABLEGバルクデータエントリの識別番号。 デフォルト = 空白(整数 > 0) |
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T(DAMP) | 静電気パートに対応する項を定義するTABLEM1-4またはTABLEGバルクデータエントリの識別番号。 デフォルト = 空白(整数 > 0) |
コメント
- MAT2PTバルクデータエントリで定義された量が、MATT2PTバルクデータエントリで参照される表形式関数と掛け合わされて、対応する材料データが生成されます。
- これらのフィールドが空白またはゼロの場合、MAT2PTバルクデータエントリで定義された定数特性が使用されます。
- 各節点で異なる温度を持つ要素の温度依存材料テーブル検索では、要素の全節点の平均温度が、その特定の要素のテーブル検索のための基準温度として考慮されます。
- 詳細については、ユーザーズガイドの圧電解析をご参照ください。