CQPSTS

バルクデータエントリ平面応力四角形要素の結合。x-z平面またはx-y平面で平面応力四角形要素を定義します。

フォーマット

(1)	(2)	(3)	(4)	(5)	(6)	(7)	(8)	(9)	(10)
CQPSTS	`EID`	`PID`	`G1`	`G2`	`G3`	`G4`	`G5`	`G6`
	`G7`	`G8`	`Theta`

例

(1)	(2)	(3)	(4)	(5)	(6)	(7)	(8)	(9)	(10)
CQPSTS	111	2	31	74	75	32	51	52
	53	85	15.0

定義

フィールド	内容	SI単位の例
`EID`	固有の要素識別番号。デフォルトなし（整数 > 0)
`PID`	PPLANEエントリの識別番号。デフォルト = `EID`（整数 > 0）
`G1`, `G2`, `G3`, `G4`	結合されている節点の識別番号。これらのフィールドは必須です。デフォルト値はありません（整数 > 0、すべて一意）。
`G5`, `G6`, `G7`, `G8`	結合されている節点の識別番号。デフォルト無し（整数 > 0または空白）
`Theta`	材料方向角（度単位）。デフォルト = 0.0（実数）

要素識別番号は、その他すべての要素識別番号の中で固有である必要があります。
G1～G8の節点順序は次のように定義されます：

図 1.
継続はオプションです。
要素座標系および材料配向角度θの定義は、CQPSTS要素の節点数に応じて、CQUAD4およびCQUAD8で定義されたものと同じです。
x-y平面で定義した平面応力解析がサポートされているため、軸ラベル“z”を“y”に置き換えて扱うことができます。面外法線方向は、右手のルールにしたがってコーナー節点順で定義される要素がx-y平面にある場合はz方向を、x-z平面にある場合は-y方向を指します。
この要素の節点Giでの集中荷重（例えばFORCEエントリで指定した荷重）は、この要素の厚み（T）方向に分布するように定義されています。例えば、要素の厚みが0.05mである節点Giに200N/mの荷重が作用するには、荷重エントリに対して(200N/m) * 0.05m = 10Nを指定する必要があります。
PPLANEエントリでTが指定されていない場合は、デフォルトの厚み1.0が使用されます。
平面応力要素は以下でサポートされています：
- 線形静解析
- 非線形静解析（微小変位と大変位）
- 線形過渡応答解析
- 周波数応答解析
- 実固有値解析と複素固有値解析
これらの要素は以下においては現在サポートされていません：
- 慣性リリーフ解析
- 座屈解析
- 熱伝導解析
- 最適化

CQPSTS

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