CDAMP2
バルクデータエントリ プロパティエントリを参照しないスカラーダンパ要素を定義します。
フォーマット
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CDAMP2 | EID | B | G1 | C1 | G2 | C2 |
例
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CDAMP2 | 2 | 3.12 | 12 | 2 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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EID | 固有の要素識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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B | スカラーダンパの値。 デフォルトなし(実数)。 |
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, G1, G2 | 形状節点識別番号。 デフォルト = 空白(整数 ≥ 0) |
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C1, C2 | GRIDデータのCDエントリで指定されている変位座標系上の成分番号。 デフォルト = 0(0 ≤ 整数 ≤ 6) |
コメント
- 0または空白を使用すると、グラウンドされている端点G1またはG2に、対応する空白または0のC1またはC2を指定できます。グラウンドされている端点とは、変位が0に抑えられる点です。
- G1および / またはG2にはスカラーポイントを使用できます(対応するC1および / またはC2に0または空白を指定します)。スカラーポイントやグラウンドされている端点しか関係しない場合は、CDAMP4エントリを使用した方が効率的です。
- このエントリには材料や形状特性が必要ないため、このエントリ1つで要素を完全に定義できます。
- 2つの結合ポイント(G1, C1)と(G2, C2)は異なる必要があります。
- SYSSETTING I/OオプションエントリのSPSYNTAXがCHECK(デフォルト)またはSTRICTに設定されている場合、グリッドと成分のペア(G#/C#)では、グリッド参照がスカラーポイント(SPOINT)のときは成分が0または空白である必要があり、グリッド参照が構造節点(GRID)のときは成分 > 1である必要があります。SPSYNTAXにMIXEDを設定した場合、グリッド / 成分のペア(G#/C#)について、成分が0、1、または空白の場合には、グリッド参照はスカラーポイント(SPOINT)または構造節点(GRID)のどちらでも構いません。スカラーポイントはすべて0、構造節点の場合は1と解釈されます。成分が1より大きい場合、グリッド参照は常に構造節点(GRID)である必要があります。
- 熱伝導問題において、スカラーダンパ要素は無視されます。
- HyperMeshでは、このカードはスプリングまたは質量要素として表されます。